京都市バス、外国人の無賃乗車が相次いでいることが判明

京都市バス、外国人の無賃乗車が相次いでいることが判明

京都市内のバスで、外国人観光客から運賃を回収できないトラブルが相次いでいることが判明しました。

京都市交通局によると、京都市バスの運賃は、降りるときに支払うことになっていますが、一部の外国人観光客がICカードで支払う際、エラーが出るなどのトラブルで運賃を回収できないケースがあるとのことです。

エラーが出た場合、運転手は現金での支払いを求めていますが、イヤホンを着用していて聞こえなかったり、支払いが済んだと思い込み、そのまま降車する人も少なくないとのことです。

この問題を受け、交通局では先月から外国人の専用のシートに「現金で払うこと」などを求める文言を追加して、案内を行なっているとのことです。

しかし、市バスの運転士は「ICカードでエラーが出たときは基本的には現金で支払ってもらいますが、クレジットカードや海外の貨幣しか持っていない人もいて、その場合は『次のバスで支払ってください』と言って降ろすしかありません」と話しています。

支払いを先に行うことで無賃乗車を防止できるのではないかとの意見も上がっていますが、その場合、乗客に前のドアから乗り、後ろのドアから降りるように、バス停の改修が必要となりますが、その費用に10億円ほどかかるとされ、バス会社の財政状況から実現は難しいとのことです。

外国人観光客の増加に伴い、日本各地でこのような様々な弊害が発生していますが、そんな状況の中、日本政府は2030年までに訪日客数を現在の年間約2500万人から倍以上の6000万人に増やそうと計画しています。

国民の生活を顧みない政治家たちが一掃され、人々が安心して暮らせる平和な社会となりますことを心から祈ります。

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