今月4日、派閥の政治資金問題を受けた自民党議員の処分が決定し、党内では、処分を受けなかった岸田総理への不満が高まっています。
処分された安倍派の議員の間では、「判断がひどい」「絶対に許さない」「極めて強い不信感を持っております」「訴訟も辞さない」「岸田さんにも責任はあるのに人に押しつけている」「総理を交代してほしい」「間違っても総裁選で再選させてはいけない」といった岸田総理への怒りの声が上がっているとのことです。
一方、岸田総理の周辺は「八つ当たりにもほどがある」として意に介しておらず、「岸田おろしなんて起きない」と強気の姿勢を保っているとのことです。
岸田総理も、自身の責任について「私自身については(検察からも)特段の問題があるとはされていなかったことから、今回の処分に際してその対象とならなかったものと承知をしています」として、「総裁として責任を重く受け止める。最後は、これは国民と、そして党員の皆さんにご判断いただく」と発言しました。
これを受けて、X上では「#自民党が滅びなければ日本が滅ぶ」といったハッシュタグが多用され、「日本国民の大半が思っている事じゃねーか」「望んでいるのは政権交代」「ブタ箱に放り込んでくれ」といった批判が殺到しています。
過去の記事でも述べましたが、3月30日・31日の両日に実施され、1036人の有効回答を得たJNNの世論調査では、自民党派閥の裏金事件について、回答者のうち62%が「岸田総理も自民党の処分を受けるべき」と答えました。
一方、岸田総理は、議員の処分を検討している段階で「党の歴史の中で現職の総裁が処分された事例はない」とし、自身への処分はしない意向を示しています。
◯自民党執行部、裏金事件に関与した85人中39人のみの処分を検討 岸田総理・二階俊博・森喜朗などは含まれず JNNの世論調査「岸田氏も処分受けるべき62%」
◯【狡猾】岸田総理、自身の処分について「党の歴史の中で現職の総裁が処分された事例はない」と述べる
責任逃れを繰り返し、権力にしがみつこうとする政治家たちが、一人残らず厳正に裁かれますことを心から祈ります。
◯岸田総理が大手メディア(NHK、毎日新聞、読売新聞、日本テレビ、日本経済新聞)の幹部らと会食した直後、内閣支持率が一斉に上昇
◯【岸田派】収支報告書に不記載だったパーティー券収入の99.8%が購入者・金額ともに不明 中国共産党が資金源となっている事実を隠蔽か
◯ヤフーのアンケート、『国民の意見、政治に反映されていると思いますか?』との問いに、94.4%が「全く反映されていない」と回答 岸田総理「特技は人の話をよく聞くということだ」
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