【大赤字】政府、大阪万博の経済波及効果は2.9兆円と発表、大阪万博の費用総額13.4兆円

【大赤字】政府、大阪万博の経済波及効果は2.9兆円と発表、大阪万博の費用総額13.4兆円

大阪万博の経済波及効果が、開催や運営にかかる総費用13.4兆円に比べ、はるかに少ない2.9兆円程度となる見込みであることが判明し、物議を醸しています。

経済産業省は、「大阪・関西万博」の経済波及効果について、2018年に2.5兆円から4000億円上方修正し、2.9兆円となる見通しを発表しました。

内訳は、建設投資が8570億円、運営・イベントが6808億円、来場者消費が1兆3777億円となっています。

「来場者消費」の部分で、直近2年の旅行単価の平均値が増加していることや、2350億円に増額となった会場建設費、工事費用の上振れなどを踏まえて試算し直したことが理由だとしています。

また、今年の1月には大阪の民間シンクタンクも、万博の経済効果を約2兆7400億円と試算しました。

経済産業省は「万博を開催する意義は経済波及効果だけではなく、体験したあとの行動変容にも意味がある」としています。

しかし、大阪万博の前売り入場券は今年の2月末時点で、目標の4.6%しか売れていないことがわかっています。

また、ヤフーニュースが実施したアンケート、「大阪・関西万博、行きたいですか?」との問いに、昨年の10月5日時点で、74%が「行きたくない」と回答していることが判明しました。

◯【大阪万博】前売り入場券の販売開始から3ヶ月、販売枚数は約65万枚 目標1400万枚のわずか4.6%という悲劇 前売り券の購入には指紋や顔写真、位置情報などの提供が必須

◯ヤフーのアンケート「大阪・関西万博、行きたいですか?」に対し、74%(5232票/7061票)が「行きたくない」と回答

◯政府、大阪万博の費用の全体像を発表 少子化対策3.6兆円の財源確保が困難な中、大阪万博には総額13.4兆円の大盤振る舞い

今月28日には、建屋の溶接工事中に出た火花が可燃性ガスに引火し、開幕中に使用されるトイレの床、およそ100平方メートルが破損する事故が起こったため、安全性も疑問視されています。

◯大阪万博会の会場『夢洲』の地下に溜まっていたメタンガスに引火する爆発事故が発生、トイレ床100平米が破損「来場者の生命を脅かす万博」「こんな危険な場所に子供を無料招待したらあきません」と非難殺到

これを受けて、ネット上では「ガス爆発について説明しないんですか?」「捕らぬ狸の皮算用」「世界最高峰の建築技術で建てた160階建て829メートル世界一の超高層ビル ブルジュ・ハリファの建築費が 1350億やで どう考えもおかしいやろ」といった批判のコメントが続々と投稿されています。

○Yahoo!ニュースコメント欄

また、政府は万博の会場跡地にカジノが建設されることを見こんで、道路や鉄道を含むインフラ整備事業を進めようとしており、その費用が9兆7000億円に上ることも明らかになっています。

◯政府、大阪万博の費用の全体像を発表 少子化対策3.6兆円の財源確保が困難な中、大阪万博には総額13.4兆円の大盤振る舞い

大赤字が見こまれる万博計画を進め、私腹を肥やす政治家たちが全て厳正に裁かれますことを心から祈ります。

◯【大阪万博】運営費1160億円はどこへ? ボランティアを募集する専用ホームページを開設、2万人を目標に 万博協会の役員は月200万円の高額報酬

◯【大阪万博】海外パビリオン、万博協会の設定した建設工事完了日2024年10月に60カ国中1カ国も“完成が間に合わない”ことが判明

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