奈良県では、「大規模避難場所」の建設予定地に、メガソーラー発電所を設置する計画が進められていましたが、県議や地元住民からの猛反対を受け、計画そのものが白紙となりました。
大規模避難場所の建設計画は、前知事の「荒井正吾」の主導のもとで進められ、ゴルフ場だった五條市の土地(62ヘクタール)を、地元の山林自治会などから36億円で取得し、2000メートル級の滑走路などを備える予定となっていました。
◯奈良県・山下知事、大規模避難場所に『メガソーラー発電所』を整備する方針を示し、住民が猛反発「3、4年かけて進めてきた話が水の泡」「詐欺にあったようだ」「違憲の恐れがある」
しかし、昨年4月に当選した山下知事(日本維新の会)は、その計画を大きく改悪、滑走路をヘリポートに、用地のうち約25万平方メートルをメガソーラー発電所の建設に用いるとの計画を打ち出しました。
これを受け、県議会の最大会派「自由民主党・無所属の会」が強く反発したため、メガソーラー発電所の建設計画を盛り込んだ予算案が19日に反対多数で否決されました。
25日には「山下知事にはもっと丁寧な説明と、地域の声を受け止め真摯な態度で県政運営にあたっていただきたい」などとして「自民党・無所属の会」による新たな修正案が提出され、可決されたとのことです。
同日、五條市議会では、山下知事の計画を阻むため、メガソーラー発電所の設置を制限する条例案が提案され、全会一致で可決されました。
一方の山下知事は、審議のやり直しを求めているとのことですが、現時点で知事の意向がとおる可能性は極めて低いとみられています。
この報道を受け、ネット上では「奈良県の皆様、おめでとうございます!」「魔の手より守られましたね」といった喜びの声や、他県のメガソーラー計画も見直して欲しいと求める声が殺到しています。
太陽光発電を普及させ、人体や自然環境をリスクに晒す者たちが全て厳正に裁かれ、彼らの悪なる計画が全て頓挫しますことを心から祈ります。
◯【危険】能登半島地震で太陽光パネルに被害相次ぐ 斜面崩落、感電の恐れ 経産相が近付かないよう注意喚起
◯【河野太郎】規制改革担当大臣時代に再生可能エネルギーに関する規制を次々と緩和 太陽光・風力発電の普及推進の黒幕は『河野太郎』
コメントを書く