現在、SNS上では、ニュースや新聞で言及されない情報を発信する人々に「陰謀論者」とレッテルを貼り、言論を抑えつける傾向が見られますが、過去に行われた研究では、陰謀論を否定する人々よりも陰謀論者と呼ばれる人々の方が健全な思考力を持っていることが明らかになっています。
これは、ケント大学(イギリス)の心理学者Michael J. Wood氏 と 社会心理学者のKaren M. Douglas氏が、2013年に発表した共同研究の結果で、ステレオタイプにはまった報道や論争中の事件の公式説明を易々と受け入れる人々に比べ、そういった見解に疑いを持ち、「陰謀論者」とレッテルを貼られた人々の方が、より健全な思考力を持っていると発表しています。
2011年にアメリカで発生した同時多発テロでは、旅客機が激突したとされるワールドトレードセンターの第1・第2ビルの他に、傍に立っていた第7ビル(47階建て)までもが粉々に崩壊し、当時、大いに物議を醸しました。
研究チームは、同時多発テロ事件やビルの崩壊に関するニュース記事に寄せられたコメントを「陰謀論者(賛陰謀論)」と「慣例主義者(反陰謀論)」に分類。
集めた2174のコメントのうち、1459個のコメントは陰謀論者に、715のコメントが慣例主義者に分類されたとのことです。
この結果から、ニュースページ上にコメントをした人のうち、政府の説明に疑いを持つ人の数は、政府の説明をそのまま鵜呑みにしている人の2倍以上に達し、陰謀論者だとレッテルと貼る慣例主義者たちはごく僅かに過ぎないことが判明しました。
また、慣例主義的なコメントをする人々は、怒りや敵意を頻繁に示していたのに対し、陰謀論者たちが記したコメントの内容の多くが、今では社会通念になっているとしています。
この研究結果は、政治科学者のLance deHaven-Smith教授が著した「Conspiracy Theory in America」にも記載されているとのことです。
Smith教授はこの著書の中で、「陰謀論者」という言葉は、ケネディ暗殺事件に疑問を抱く人々を非難し、中傷するためにCIAによって発明され、幅広く流布されるようになったと述べています。
また、カナダ・ゲルフ大学の心理学者Laurie Manwell女史も、査読付き学術雑誌「ABS(American Behavioral Scientist =アメリカ行動科学者)」に寄稿した論文の中で、「陰謀論」というレッテル貼りが、真実を認知する機能の妨げになっていると主張しています。
Manwell女史は、陰謀論を否定する人々について「以前から持つ信念と矛盾する情報を適切に処理する能力がないため、911のような民主主義に敵対する明白な国家犯罪について、秩序立てて思考することができなくなっている」と指摘しています。
さらに、バッファロー大学のSteven Hoffman 教授も、ABSの中で「陰謀論を否定する人々は、非理性的なメカニズムを用いながら矛盾する情報を避け、以前から持つ信念を確証するための情報を探し求めている」と述べています。
つまり、陰謀論を否定する人々は、自分自身にとって都合の悪い真実を理解したり、受け入れたりする思考能力を持ち合わせておらず、不可解な事件や様々な問題に関する政府の見解に疑いを持ち、積極的に議論する人々こそ、正常な思考力を持ち合わせているということになります。
現在、SNS上では未だに「陰謀論者」とレッテルを貼る工作員が無数に存在していますが、彼らはCIAをはじめとした工作機関によって、50年以上も前に編み出された“昔ながら”の論法で言論弾圧を試みているわけです。
真実を求める人々の言論を姑息な手段で封じ込める工作員たちが一人残らず炙り出され、厳正に裁かれますことを心から祈ります。
◯【言論弾圧の最大の黒幕・孫正義】「日本ファクトチェックセンター」を設立し、中共の工作機関「朝日新聞」の元記者と「早稲田大学」の学生を使って真実の情報を「デマ」と決めつけ弾圧
◯ワクチンの副反応を全否定していた『sekkai』こと『国立病院機構東京医療センターの山東典晃』がTwitterのコミュニティノートの作成者で、言論弾圧していたことが判明
◯X(旧Twitter)のコミュニティノート、政府や製薬会社によって『言論弾圧』に利用されていることが判明 「Wikipediaと同じく、金で作業員を雇う勢力が跋扈する領域となった」
コメントを書く