米空港で中国人留学生の入国拒否・送還が相次ぐ 中国政府は留学生にスパイ行為を強要

米空港で中国人留学生の入国拒否・送還が相次ぐ 中国政府は留学生にスパイ行為を強要

アメリカの空港で、中国人留学生が入国を拒否され、そのまま母国へ送還されるケースが相次いでいることが判明しました。

中国メディアによると、ワシントン・ダレス国際空港では、少なくとも8人の中国人留学生が長時間にわたる尋問を受けた後、ビザが取り消しとなったとのことです。

送還された留学生らについて、在米中国大使館は「いずれも合法的な証明書を所持していた」とし、アメリカ当局の判断を以下のように非難しています。

休暇で中国に帰国していたか、または旅行や会議で他国を訪れた後にアメリカに戻った、あるいは現地の大学に入学するためにアメリカを訪れたが、長時間の尋問を受け、所持していた電子製品を検査され、中には10時間余りにわたって自由を奪われ、外部との連絡を絶たれた者もいた。

アメリカ当局のやり方は中国の留学者の学業に深刻な影響を与え、心理的に極めて大きなダメージを与えるものだ。

アメリカは頻繁に中国人留学生を理由なく尋問、さらには送還し、中国人民の正当で合法的な権益を著しく損なった。これは、両国の人文交流促進に関する中米首脳によるサンフランシスコ会談の共通認識に反する。

また、在米中国大使館はアメリカ側に厳正な申し入れを行い、中国人留学生たちにはワシントン・ダレス空港からの入国を慎重に判断するよう呼び掛けました。

実際に送還された中国人留学生によると、尋問を受けた際、自身とその家族が中国共産党や共産主義青年団に属しているかどうか尋ねられたほか、中国政府内部の情報や中国政府のために働くアメリカ在住者の状況を提供すれば、すぐに入国手続きができると入国管理当局者から言われたとのことです。

しかし、過去の記事でも述べましたが、中国共産党は学生たちに留学先でスパイになることを約束させ、誓約書を取り交わして初めて出国を許可していることが明らかになっています。

また、2019年10月に公表されたFBIの報告書「中国:アカデミアへのリスク」では、中国共産党がアメリカに渡った中国人留学生を知的財産の収集人として活用し、技術情報窃取のための標的を物色させていると指摘されています。

【アメリカの報告書】中国人留学生は全員、留学する際に「中国共産党のスパイになる」との誓約書を書かされている

これに対し日本では、中国人留学生がスパイ工作に加担していることはすでに広く認知されているものの、政府自体が中国人に牛耳られているため、それに伴って中国人留学生の数も年々増加する一方となっています。

そのため、ネット上ではアメリカ当局による厳しい対応を支持し、日本も対策すべきとのコメントがネット上では数多く投稿されています。

◯Yahoo!ニュースコメント欄

世界中で害悪を撒き散らしてきた悪なる中国人たちが、一人残らず厳正に裁かれますことを心から祈ります。

◯【国家情報法】在日中国人の『張景子』、TV番組「そこまで言って委員会」で中国共産党から指示があれば日本人の個人情報を全て政府に提供すると断言

◯【中国政府】中国人留学生にスパイ行為を強要するために家族をも脅迫 留学生同士もお互いに監視することを強要

◯日本で「中国人看護師」が急増 中国の大学と日本のNPO法人・医療機関が日本への留学を手厚くサポート

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