【京都府】子宮頸がんワクチンの接種者数、対象者の1割にとどまる　9割が接種せず

現在、京都府は「子宮頸がんワクチン」の無料接種を行っていますが、対象者約7万3000人のうち約9割が接種を思いとどまっていることが判明しました。

国は2013年4月から小学6年～高校1年の女性を対象に「子宮頸がんワクチン」の定期接種を始めましたが、副反応を発症する人が相次ぎ、開始からわずか2カ月で積極的な勧奨を中止しました。

しかし国は、昨年4月に推奨を再開し、接種の機会を逃していた1997年～2005年度生まれの女性を中心に2025年3月末まで無料接種（キャッチアップ接種）を各自治体を通して行なっています。

京都府によると、府内における「キャッチアップ接種」の対象者は約7万3000人で、このうち7606人が昨年度に接種を受けたものの、9割近くが未接種のままとなっているそうです。

そのため府は、市町村に対象者への個別通知を改めて行うよう働きかけるほか、「子宮頸がん」の原因とされるヒトパピローマウイルスについての情報を「梅毒」などの性感染症の注意喚起と合わせ、SNSなどで発信していく方針を示してます。

しかし、現在でも多くの女性が「子宮頸がんワクチン」の副反応により重い障害を抱えて苦しんでおり、「全国薬害被害者団体連絡協議会」は接種の推奨を中止するよう国に求めています。

◯【薬害】天草市の高校生、『子宮頸がんワクチン』接種後に重篤な症状が出たと訴え　自己免疫脳症を発症、視覚異常や関節の痛みで休学に

◯【全国薬害被害者団体連絡協議会】子宮頸がんワクチンの積極的推奨の中止を厚労省に要請　加藤厚労大臣「医薬品の安全性・有効性の確保に最善の努力を重ねていく」

接種翌日に経験したことない強い頭痛が始まり、高校に通えなくなってしまった少女。
熊本の大学病院でも詐病扱いされ、まともに対応してくれなかったとのこと

ここまでの被害にあっても
「もし広めたいなら、もう少し安全なワクチンを開発してからにして欲しい」
という彼女が不憫でならない。 https://t.co/bvPBKBb0j4 pic.twitter.com/DtAvNJFWLO

— タカトシ (@taddy0131) September 2, 2023