日本政府は、パレスチナやアフガニスタン、ベトナム、カンボジア、フィジー、ソレトに対し、無償資金協力など総額130億円超の支援を打ち出しました。
現在、パレスチナ自治区ではイスラエル軍との戦闘により人道危機が深まっているとして、日本政府はガザ地区・ヨルダン川西岸などを対象に、約6400万ドル(約91億円)の支援を実施すると発表しました。
具体的には、食料や水の供給、衛生状況・医療の改善など緊急の人道支援や、女性の健康増進・保護、ガザなどへの物資の搬入支援などを行うとしています。
今回の支援に用いられる資金は、11月末に成立した「2023年度補正予算」から拠出されるとのことで、昨年度(約4000万ドル)から約1.6倍に増えています。
1993年以降、日本政府はパレスチナに対し、計24億ドル(約3500億円)を拠出しており、パレスチナ自治政府のほか、国連などを通じて、ガザや中東諸国のパレスチナ難民らを支援しているとのことです。
また、日本政府はアフガニスタンに対し、病院で行う感染症の診断や治療体制の強化を図るためとし、10億3200万円の無償資金協力を実施すると表明しました。
◯アフガニスタンに対する無償資金協力「中核病院における感染症対応能力強化計画(WHO連携)」に関する書簡の交換
さらに、日本政府はベトナムに対し、交通渋滞や大気汚染の緩和・医療サービスの質向上・人材育成のためとし、412億2370万円の円借款と、25億1500万円の無償資金協力を行うと表明しました。
◯ベトナム社会主義共和国に対する円借款1件及び無償資金協力2件に関する書簡の交換について
また、日本政府はフィジーに対して、同志国の軍に防衛装備品を無償供与する枠組み(政府安全保障能力強化支援)を通じて、4億円の無償資金協力を行い、警備艇などを提供する方針です。
◯フィジー共和国に対する警備艇等の供与(「政府安全保障能力強化支援(OSA)」)に関する書簡の署名・交換
さらに日本政府は、ソレト王国の食糧事情が自然災害などにより悪化していることを受け、同国に対しても1億5000万円の無償資金協力を行うと表明しました。
具体的には、国連世界食糧計画(WFP)を通じて、豆類・植物油・魚の缶詰などを援助するとしています。
◯レソト王国に対する無償資金協力「食糧援助(WFP連携)」に関する書簡の交換
これまで日本政府によるバラマキ政策の実態は、ほとんど報じられてきませんでしたが、今や多くの国民にその事実が知れ渡り、SNS上は政府に対する怒りの声で溢れかえっています。
困窮する国民を尻目に、海外にばら撒きをつづける岸田総理と、彼に加担する政治家たちが全て厳正に裁かれますことを心から祈ります。
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