洋上風力発電を建設する作業船の9割を中国が受注 風車により自衛隊のレーダーに影響、戦闘機やミサイルなどの探知に遅延

洋上風力発電を建設する作業船の9割を中国が受注 風車により自衛隊のレーダーに影響、戦闘機やミサイルなどの探知に遅延

「洋上風力発電」の建設に用いる「作業船」のうちおよそ9割を、中国の造船所が受注していることが判明しました。

「中国船舶工業業界協会」によると、2023年10月末までに全世界で受注された「洋上風車設置作業船」の数は37隻で、うち33隻は中国の造船所が請負っているとのことです。

中国の造船所では、今年第1~3四半期の間に洋上風力発電に関連した船舶の引き渡しが相次いで行われ、洋上風車を設置する作業船だけでも20隻に上り、過去最高を記録しました。

山東省にある造船所では、昨年から洋上風車設置作業船の注文が増え、現在、6隻の作業船の建造を進めているとのことです。

近年、日本の海域においても、中国企業による風車の設置が進められていますが、航空自衛隊のレーダーに影響を及ぼし、敵の戦闘機やミサイルの探知が遅れる可能性があると懸念されています。

航空自衛隊は、全国28カ所に「警戒管制レーダー」を設置し、日本領空への飛来物を24時間態勢で監視しています。

しかし、風車のブレードがレーダーの電波を反射し、飛来物を探知しにくくなったり、風車との接触を避けるために航空機がルート変更を余儀なくされており、防衛省は対応に苦慮しているそうです。

風車によって100キロ先のレーダーに影響が出ることも分かっており、自民党の小野寺五典元防衛相は「日本の空を守っている自衛隊のレーダーが、風車によって(探知に)誤差ができる。実は大変なマイナスになる」と警鐘を鳴らしています。

また、防衛省の幹部も「レーダー網に穴が開く深刻な事態になってからでは遅い」と話しています。

◯【加速する中共の日本侵略】日本の洋上風力発電事業に中国企業が参入 狙われる日本の海域

このことから、中国は各国のレーダーに悪影響を及ぼすことを最初から分かった上で、風力発電を普及させていると考えて間違いありません。

ありとあらゆる手段で人々の安全を脅かす悪なる中国人たちが、全て厳正に裁かれますことを心から祈ります。

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