日本政府は、道路の整備や水産業の振興などのためとし、トーゴとスリランカに対し、それぞれ39億3900万円、3億6000万円の無償資金協力を実施すると表明しました。
トーゴでは、物流の生命線となっている国道が、大型トラックの通貨や雨期の洪水により、激しく損傷しているため、日本政府はバイパス道路を新たに建設することで、交通安全を強化し、周辺国への交通・物流を円滑にする支援を行いたいとしています。
○トーゴ共和国に対する無償資金協力「ソコデ市バイパス道路建設計画」に関する書簡の交換
また、南アジアに位置するスリランカでは、漁業が盛んであるにもかかわらず、水産品の移送や貯蔵に必要な設備が整っておらず、漁獲量のうち40%~60%が廃棄されているため、食料供給が不安定となり経済面で大きな損失を被っているとのことです。
そのため、日本政府は無償資金協力を通じて冷凍トラック・プレハブ式冷凍・冷蔵庫などを供与し、スリランカの水産業を支援するとのことです。
このほかにも、日本政府はスリランカで相次ぐ洪水被害を最小限に抑えるため、気象観測レーダーの整備も行うとしています。
○スリランカ民主社会主義共和国に対する無償資金協力2件に関する交換公文の署名・交換
こうした海外支援について、国際社会における日本の影響力を高めるためには欠かせないとの意見がネット上では上がっていますが、一部の資金は横領されるなどし、効果を発揮していないことが分かっています。
○【会計検査院】途上国への『無償資金協力』の一部は“効果なし”と発表 建設工事の中断、資金の私的流用などを確認せず
○【バラマキは『一帯一路』のためだった!!】岸田内閣、バングラデシュに4億7200万円の無償資金協力を表明 6月からの同国への支援総額322億円超
困窮する国民を置き去りにして、無意味なバラマキばかりを繰り返す岸田総理と、彼に加担する政治家たちが全て厳正に裁かれますことを心から祈ります。
○【止まらないバラマキ】岸田内閣、『東アジア・ASEAN経済研究センター』の機能強化に100億円を拠出 『インド太平洋経済枠組み(IPEF)』や『政府安全保障能力強化支援(OSA)』に35億円の拠出
○【終わりなきバラマキ】岸田内閣、フィリピンとパレスチナに総額115億5700万円の無償資金協力を表明
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