イーロン・マスクがTwitterの閲覧制限を実施 一時的な緊急措置と説明するも、“政治的な言論弾圧”を疑う声が殺到

イーロン・マスクがTwitterの閲覧制限を実施 一時的な緊急措置と説明するも、“政治的な言論弾圧”を疑う声が殺到

米起業家の「イーロン・マスク」が、今月1日からTwitter上で閲覧制限を実施、ユーザーから「Twitter終わり」などと反発の声が上がり、一時混乱する事態となりました。

現時点で、認証済みユーザー(Twitter Blueに加入)は1日あたり1万件、無料ユーザーは1日あたり1000件、新規登録した無料ユーザーは1日500件までしか閲覧できない状態となっています。

○Twitter、閲覧できるツイート数を一時的に制限 無料会員は1日1000件

イーロン・マスクは、今回の制限について「極端なレベルのデータのスクレーピングやシステム操作に対処するための一時的な緊急措置」と説明しています。

スクレーピングとは、人工知能(AI)などを用いて大量のデータをウェブやデータベースから抽出することを指し、価格情報を集めたり、SNSから消費者の関心動向を探ったりする目的で行われます。

スクレーピングを行うと、対象のサイトやSNSのサーバーに負荷がかかるため、Twitter社は利用規約上でスクレーピングを禁じています。

イーロン・マスクは、「数百の組織がTwitterのデータを極端なレベルでスクレーピングしている」と主張、閲覧制限について、「一時的な緊急措置だ。データがすごい勢いで強奪されているため、普通のユーザーのサービスが低下している」ともツイートしました。

しかし、一部のTwitterユーザーからは、今回の緊急措置について、言論弾圧を行うことが目的ではないかと指摘する声や、「バイデン大統領が死亡した」との情報が拡散するのを抑えるためではないかと指摘する声が上がっています。

https://twitter.com/grw1m1/status/1675307108512980992?s=61&t=-FVHc6Da75gfX2Mzui9LbA

言論の自由を脅かす悪人たちが厳正に裁かれ、全世界の人々が弾圧を受けることなく真実の情報を得ることができますことを心から祈ります。

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