全国保険医団体連合会は21日、都内で会見を開き、医療機関に導入された「マイナ保険証」の読み取りシステムで、別人の顔が本人だと認証される事案が3件確認されたと発表しました。
病院の受付では、最初にマイナ保険証を専用リーダーにセットし、カードにプリントされた顔と、来院者の顔をシステムで照合し、本人確認を行います。
ところが、カードの持ち主ではない別の人が、読み取り専用のカメラに顔を向けても「本人」だと認証されてしまったとのことです。
ある医療機関では、休診日にスタッフの1人が自分のマイナ保険証を専用リーダーにセットし、試しに別のスタッフが顔をカメラに向けたところ、本人だと認証されたそうです。
しかも、マイナ保険証の読み取りシステムは、顔認証がきちんとできなかった場合や「不一致」となった場合、その後に表示される4桁の暗証番号の入力欄に正しい番号を入力すれば、「本人」だと認証される仕組みになっているとのことです。
○マイナカードのあり得ない“欠陥”システム!「なりすまし防止」どころか「誰でも顔認証」の大問題
今回発覚したトラブルについて、天台歯科医院(千葉市)の石毛清雄院長は、「私のマイナカードをカードリーダーに読み込み、試しに女性の顔で顔認証したところ、結果的に認証されてしまいました」「これでは、わざわざ顔認証を導入している意味がありませんし、なりすまし防止に役立ちません。暗証番号を共有すればいいわけですからね」と話しています。
このように、マイナ保険証は4桁の暗証番号さえ共有すれば、誰でもカードの持ち主になりすますことが可能であることから、今後、マイナ保険証を悪用した外国人による背乗り(=日本人の戸籍乗っ取り)や、詐欺などの様々な犯罪が増加する恐れがあります。
マイナンバーカードの普及を強行し、犯罪を助長する悪徳政治家たちが、すべて厳正に裁かれますことを心から祈ります。
○【警告】「マイナンバー制度」は中国人らが容易に“背乗り”できる危険な制度だった!!
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