今年4月、アメリカ中西部・カンザス州で、トランスジェンダーが性自認に基づいてトイレやロッカーを使用することを禁止する「女性の権利法」が成立しました。
同法は、「女性」の定義を生物学的女性と定めるもので、公共のトイレ、更衣室、寮、刑務所などの収容施設、DV(家庭内暴力)シェルター、性暴力被害者の支援施設の利用時は、出生時の性別に基づいた扱いを受けることになります。
同法案の採決は、同州下院で84対40、上院で28対12の圧倒的多数で可決されましたが、拒否権を発動していたケリー知事(民主党)は「過激派の法律を強行に可決した(州議会)議員たちに失望した」と批判しているとのことです。
元全米代表の女子競泳選手「ライリー・ゲインズ」は、現在、中道右派の「独立した女性のフォーラム」広報担当を勤めていますが、同法案の成立を受け、「カンザス女性の大勝利」だとし、「『女性』と明記された空間に、生物学的男性がいないことを明確にした」と述べました。
ゲインズは、過去にトランスジェンダーの「リア・トーマス(男)」と同じ女子競技に出場し、更衣室の共同利用を余儀なくされた上、体格差などが原因で競技で彼に敗れています。
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彼女は、過去の体験について「あの大会で私たちは、NCAA(全米大学スポーツ協会)から事前にトーマスと更衣室を共にすることを知らされていなかった。正直に言って、事前に伝えてほしかった……トーマスがズボンを下ろした時は辛かった」と吐露、「このことを話すことがどれだけ勇気のいることなのかを分かってほしい」と語っています。
LGBT思想を普及させ、社会に混乱と分断をもたらそうと目論む悪人たちが、全て厳正に裁かれますことを心から祈ります。
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