アメリカのネット通販大手「アマゾン」とその子会社が、情報を不適切に扱ったなどとして訴えられていた裁判で、合わせて43億円あまりを支払うことで和解したことが分かりました。
最初に行われたのは、スマートドアベル「Ring(リング)」をめぐる訴訟で、アマゾンの子会社が利用者の私的なスペースを録画した映像を、本人の許可を得ずに「数千人の従業員と請負業者」に視聴させたとして訴えられていました。
訴状によると、同社の従業員が2017年6月〜8月にかけて、少なくとも81人の女性ユーザーのビデオ録画数千件を閲覧していたとのことです。
この従業員は「可愛い女の子」が映った映像を、故意に選んで閲覧していたことも分かっており、既に解雇されています。
また子会社は、ハッキング対策を怠ったとも非難されており、あるユーザーが使用中の「Ring」をハッキングされ、カメラの双方向通信機能を通じて嫌がらせや脅迫、侮辱を受ける被害に遭ったとのことです。
この訴訟は、580万ドル、日本円にしておよそ8億円の支払いで和解したとのことです。
そのほかにも、アマゾンは、AI音声アシスタント「アレクサ」を通じて、数千人の子供の音声と位置情報を収集、違法に保持していたことが発覚、児童オンラインプライバシー保護法に違反しているとして訴えられていました。
アマゾン側は、2500万ドル、日本円にしておよそ35億円を支払うことで和解したとのことです。
このようにアマゾンは、自社の機器を通じてユーザーの個人情報を常に収集しており、そのデータを幼児誘拐や性犯罪などに悪用されてもおかしくない状況下で管理しています。
一方、「アマゾンジャパン合同会社」の社長は「ジャスパー・チャン」という中国人(香港出身)ですので、日本人のデータが中国政府などに横流しされている可能性は十分にあります。
スパイ行為を繰り返し、犯罪を助長する悪人たちが厳正に裁かれ、人々の安全とプライバシーがしっかりと守られる社会が到来しますことを心から祈ります。
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○【Amazon Japanは既に中国人に乗っ取られている】捏造レビューは当たり前、社長も上位ランキング出品者もオペレーターも中国人という現実
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