【神戸市】私立小学校男性教諭、児童230人分の個人情報が書かれた名簿を紛失 飲み会で酩酊し、帰宅途中にカバンがないことに気付く

【神戸市】私立小学校男性教諭、児童230人分の個人情報が書かれた名簿を紛失 飲み会で酩酊し、帰宅途中にカバンがないことに気付く

兵庫県の神戸市教育委員会は2日、市立小学校に勤務する男性教諭が、児童230人分の名前が書かれた名簿などを紛失したと発表しました。

書類には小学校の全児童230人分の名前のほか、過去2年間に小学校で勤務した教職員35人分の住所や電話番号などが書かれていたとのことです。

個人情報を紛失したのは、市立小学校に勤務する30代の男性教諭で、先月28日に全校児童230人の名前が記載された名簿や、教職員の住所録など5点を、かばんに入れて持ち出したそうです。

男性教諭は、その足で同僚との飲み会に参加、複数の飲食店で酒を飲み、酩酊状態の中、帰宅する途中でカバンがないことに気が付いたと話しています。

本来、個人情報を持ち出す際には、管理職の承認が必要ですが、男性教諭はその承認を得ていなかったとのことです。

現在まで、書類が入ったカバンは見付かっておらず、神戸市教育委員会は、今後の個人情報の取り扱いについて、改めて周知徹底するとしています。

兵庫県では、過去に尼崎市の職員が酒を飲み、全市民46万人の個人情報の入ったUSBを紛失した上、謝罪会見時にUSBのパスワードの桁数を暴露してしまうという大失態を犯しています。

○「尼崎市」が全市民46万人分の個人情報が入ったUSBを紛失した上、記者会見でパスワードの桁数を暴露し批判殺到 翌日USBが発見されるも、既に個人情報が流出した疑いも

そのため、今回の紛失事件についても、「尼崎市役所のUSBメモリ紛失事件からの教訓が全く生かされていませんね」といった批判や、「個人情報記載の書類を持ったまま飲みに行くかな?」「何故、顧客や生徒のデータが入ったデバイスを持ち、酒を飲むのだろう? 家に持って帰らなければならないほどの仕事量なら、帰宅途中で酒を飲む時間すらないはずだ」と疑問を呈する声が上がっています。

兵庫県では、尼崎市の事例意外にも、相次いで個人情報流出事件が発生していることから、内部の関係者が故意に持ち出したり、悪用目的で流出させている可能性も十分にあります。

○ベネッセ流出の派遣SE「カネが欲しかった」… 子どもの個人情報はそんなに高く買ってもらえるのか?

個人情報を悪用し、人々のプライバシーや安全を脅かす悪人たちが厳正に裁かれますことを心から祈ります。

○【東京・町田市】計1939人分の園児の個人情報を、市外の6つの幼稚園に誤送信 故意の犯行ではないかと疑う声が殺到

○岩手県釜石市の職員ら、全市民約3万2000人の個人情報を自宅に持ち帰り、離婚履歴や病歴、診断書などをネタに悪口を言い合い嘲笑う

○【やはり子供の個人情報は売買されていた!!】山梨県の小学校男性教諭が、生徒ら29人の個人情報を金目当てで売却していたことが発覚

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