人材派遣大手「パソナ」からコールセンター業務を再委託された「エテル」が、オペレーター数を水増しして報告していた問題で、大阪府枚方(ひらかた)市は1日、管理監督が不十分だったとして、パソナに対して入札参加停止および指名停止処分を下しました。
○【中抜きの老舗・パソナ】ワクチン接種予約の電話受付業務で3自治体に10億8000万円の過大請求 パソナは再委託先『エテル』に責任転嫁し賠償請求の構え
この問題をめぐっては、「パソナ」が「エテル」から受けた虚偽の報告を元に、計約10億8000万円分を3市に過大請求していたことが判明しています。
パソナは「(委託先による)改ざんに気付くのは難しい」と釈明していますが、一方の日本コールセンター協会側は「再委託先に出向き、データ照合などを複数回やる必要があったのでは」と指摘しています。
○パソナ受託の接種予約センター、オペレーター水増しで応答率1%未満も…再委託先で不正
これまでパソナは、政府や各自治体から多くの事業委託を受け、莫大な税金を中抜きしてきたことが分かっており、中抜きが発覚する度に各方面から激しい批判を浴びてきました。
○ワクチンパスポートも職域接種も抗原検査も全て“パソナ=竹中平蔵”が儲かる仕組みだった!!
○竹中平蔵は維新の会のブレーンだった!! 大阪府での時短協力金業務をパソナに21億円で丸投げ委託
○【東京五輪は竹中平蔵のために開催される】五輪無観客でもパソナグループは「損しない」
ところが、こうした批判に対し、パソナグループ創業者の「南部靖之」は、謝罪するどころか「こんなに大規模で煩雑な仕事の管理を、他の誰にできるというのか」と言って開き直ったため、さらに国民の怒りを買う事態となっています。
中抜きやピンハネを繰り返して暴利を貪ってきたパソナとその関係者たちが厳正に裁かれますことを心から祈ります。
○東京都が発表した「外国人起業支援事業」にパソナが関与 外国人を優遇した融資制度に対し、東京都に抗議の電話が殺到
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