北尾吉孝と堀江貴文には確執があるようですが、原因は2005年のライブドア事件のようです。
ライブドアによるフジテレビ乗っ取りを妨げた北尾吉孝に対して、堀江貴文は未だに恨んでいるのでしょう。
しかし、堀江貴文はこうも言っています。
○ホリエモン「マジこいつクソ」とSBI社長・北尾吉孝氏を糾弾に称賛? 10年以上前の「因縁戦争」終わらず?
どうやら堀江貴文は、北尾吉孝の『やってる事』と『言ってる事』があまりにも違いすぎるため、『マジこいつクソ』と立腹しているようです。
そこで今回は、北尾吉孝の『やってる事』と『言ってる事』について調べてみたいと思います。
最初に、『言ってる事』から調べました。
前回の記事でも書きましたが、北尾吉孝は論語などの中国古典を愛読しています。
そのため、孔子や孟子の言葉を引用することが多いようです。
○The歩く良心!SBIの北尾吉孝CEOのカッコよ過ぎるお言葉
なんとも高潔な人物のようです。
そんな北尾吉孝がやったことをネットで検索すると、以下のような記事がありました。
上記のベンチャー企業は『ネオファーマジャパン』といいます。
ネオファーマジャパン(以下、ネオ社)はベンチャー企業ながら、『5-ALA』という、生命の根源物質とも言われるアミノ酸を安定的に製造できる技術を持っています。
北尾吉孝は、この会社を工場ごと乗っ取ろうとしました。
乗っ取りの手段として北尾吉孝が目をつけたのは、ネオ社の親会社が巻き込まれた不祥事でした。
資金繰りが悪化したネオ社は、北尾吉孝に支援を要請し、製品を前倒し購入してもらうことで、当面の資金繰りを乗り切ろうとしたのです。
北尾吉孝率いるSBIファーマ(以下、SBI)は、5-ALAの原薬を購入する契約をネオ社と結びました。
しかし、契約後すぐにSBIは態度を豹変させました。
調べてみると、ネオ社の工場に16億円もの抵当権が設定されていたのです。
ネオ社の親会社が巻き込まれた不祥事の代価として設定された抵当権をSBIが手に入れ、それを口実に乗っ取りを仕掛けてきたのです。
資本金3億円のベンチャーが16億円の借金を消すのは容易ではありません。
競売で工場を失う危機が迫る中、ネオ社は新事業パートナーと契約を結び、一括返済を実現させました。
SBIの思惑は完全に外れてしまいました。
以下は乗っ取りを画策し、失敗したSBIのコメントです。
厚顔無恥というか、呆れます。
現在は和解により全面解決したそうですが。
北尾吉孝の名言には、以下のようなものもありました。
まさに、この言葉を身をもって示したということでしょうか。
さらに調べてみると、2012年の記事ですが、より悪質だと疑われる件がありました。
あわや営業停止の貯蓄銀行から、2年で87億円の評価益。
国内そっくり益出し手口。
北尾吉孝のSBIホールディングスは海外投資も行なっていて、韓国の現代スイス貯蓄銀行もその一つです。
貯蓄銀行と言われてもよく分かりませんが、リンク先によると『日本流に言うなら、消費者金融と信用金庫の機能を併せ持った小口の貯蓄金融機関』だそうです。
韓国の金融当局は、貯蓄銀行の不正を調べ、構造調整する過程で現代スイスも調べられたそうですが、日本の信用ある“ソフトバンク系投資会社”の支援を条件に処分を免れたそうです。
つまり、不正を行なっている可能性がある銀行の存命に、孫正義の名前を使ったということです。
さらに、SBIホールディングスは2011年3月期決算時に、現代スイス貯蓄銀行株で評価益14億円を、2012年3月期決算でも73億円を計上しました。
韓国の金融当局から捜査対象として挙げられている銀行の株式が、どうして73億円もの評価益を出すことができるのでしょうか。
リンク先には、そのカラクリが以下のように説明されていました。
ということは、北尾吉孝から未上場の株を売りつけられ、泣き寝入りした被害者がいるということです。
リンク先はそういった人物の存在を示唆しています。
さらに調べていくと、北尾吉孝は現代スイス貯蓄銀行の例と同じようなことを日本で行おうとしていました。
2021年、SBIホールディングスは新生銀行に敵対的なTOB(株式公開買付け)を行い、新生銀行を傘下に収めました。
○SBI傘下入りでも「新生銀行の公的資金3490億円」返済が絶望的なワケ
しかし新生銀行には、返済できていない公的資金が3494億円もあります。
私のような庶民には見当もつかない額です。
この公的資金を返済するための奇策として、新生銀行株の『非上場化』が語られているのです。
前述の現代スイス貯蓄銀行と同じパターンです。
しかし、非上場化による公的資金返済を行えば、泣き寝入りをする個人投資家が必ず出てきます。
3494億円の返済となると、被害を受ける個人投資家の数は莫大なものになるでしょう。
北尾吉孝は、ライブドアによるフジテレビ乗っ取りの際、以下のように発言していました。
個人投資家に被害を与えるような行為は、『証券市場の清冽な地下水を汚す行為』ではないのでしょうか。
堀江貴文の肩を持つつもりはありませんが、『言ってる事とやってる事が矛盾』しているのは明らかのようです。
また、堀江貴文はこうも発言しています。
○ホリエモン「マジこいつクソ」とSBI社長・北尾吉孝氏を糾弾に称賛? 10年以上前の「因縁戦争」終わらず?
確かに、ここまで現行不一致だと『サイコパス』と言われても仕方ありません。
サイコパスといえば、自分の過去記事で恐縮ですが、毛沢東のサイコパスぶりは際立っていました。
○【じげもんの常識をブッ壊せ!!】Vol.2 – 中国建国の父「毛沢東」はサイコパス 睡眠を邪魔するとの理由から雀11億羽を殺し、生態系を破壊
Twitterには、毛沢東と北尾吉孝がソックリだという投稿がありました。
もしかすると、血縁関係があるのかも知れません。
そう考えながらネットを検索していると、北尾吉孝が毛沢東について言及している記事がありました。
○「野心ではなく志を」。志で考える、世界の日本、世代交代、後継への引き際
同じ記事には、北尾吉孝が志について述べた文もありました。
世のため人のため…ですか。
別の記事には、当時の菅義偉首相の政策のカギを握る人物として、北尾吉孝の名前が出ていました。
○「菅総理」を抱き込む怪しい「政商」の正体 特捜部のターゲットになったことも
上記リンク先の記事を読むと、政治家の権力を利用して自己に利益を誘導している感じがします。
このような人物の悪事が全て明らかになりますことを強くお祈りいたします。
この世の動向についてさらに詳しく知りたい方は、以下のサイトをご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆様に神様のお守りと救いがありますように。
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