中国では、党大会が閉幕された翌日、政権批判の横断幕を掲げながら上海の車道を歩く女性の映像がネット上に投稿され、大きな話題となりました。
横断幕に書かれている文字は「不要、要」だけですが、これは明らかに、党大会前に北京で掲げられた「反習近平」の横断幕を連想させるものだと言われています。
○【北京で習近平批判の横断幕】「PCR検査ではなく食べ物を、ロックダウンではなく自由を、文化大革命ではなく改革を」異例の反政府デモ、民衆が立ち上がる
これを受け、ネット上では「頭がはっきりしている人はやはりまだいるのだ」「私は彼女たちに敬服している。でも本当に自分の番になってくると、私1人で立ち上がる勇気はない。親の言うことも逆らえない私は、中国共産党という巨大な組織になおさら逆らうことができない」など、2人の女性を称賛するコメントが殺到しました。
また、中国では、トイレの壁に反習近平のスローガンを書き、政府への不満を表明する「トイレ革命」と呼ばれる現象が起こっています。
他にも、取り締まりから逃れるため、Appleデバイス間で無線通信を介してファイル送信できる「AirDrop」経由で、反習近平をアピールするポスターが広まっているとのことです。
○AppleのAirDrop経由で「反習近平ポスター」が中国で広まる一方で「独裁者で裏切り者の習近平」の排除を要求する抗議の後に数千ものWeChatアカウントが停止
そのポスターには「PCR検査ではなく、食べ物を」「封鎖ではなく自由を」「独裁者で裏切り者の習近平」「さよなら習近平!」など、党大会前に北京で掲げられたスローガンと同じ内容が書かれているそうです。
今回の党大会で、習近平は強引に第3期目を続投させましたが、度重なる暴挙と血みどろの内部抗争によって弱体化し、反政権デモが禁止されている中国国内でも、政権批判が至る所で表面化することになりました。
○【崩壊に向かう中国】若者の失業率が過去最高 上海では仕事や家を失い、数千人が路上生活を送る ロックダウン解除後も続く厳格なゼロコロナ政策
○習近平が逮捕、軟禁状態との噂が飛び交い大騒ぎに 北京で軍がクーデターを起こしたとの情報も
この勢いで、中国共産党が跡形もなくこの世から消滅し、この世に真の平和と安息が訪れますことを心から祈ります。
○【波瀾万丈の第20回中国共産党大会】「習近平」は何度も咳払い「江沢民」は欠席、習近平に拍手を贈らない幹部も
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