ヨーロッパ北東部に位置するエストニアとラトビアは11日、中国の「一帯一路」に関する経済協力から離脱することを発表しました。
エストニア、ラトビア、リトアニアの三国を合わせてバルト三国と呼びますが、リトアニアは昨年、離脱を宣言しているため、これでバルト三国全てが離脱することになります。
今回離脱したプロジェクトは、かつてバルト三国を含む中東欧などの17カ国と中国が参加していたものでしたが、リトアニアは「自国に利益をもたらすことはなかった」と述べ、他国にも離脱するよう呼びかけていました。
その結果、今回、二つの国が離脱することになったと考えられます。
また、昨年リトアニアが「一帯一路」を離脱し、台湾との関係を強化すると、中国はこれに強く反発、リトアニアに経済的な報復措置を取っています。
したがって、今回離脱した両国に対しても、中国が報復措置を講じる可能性があると指摘されています。
またバルト三国において、ロシアのプーチン大統領が「ソ連帝国」の復活を計画しており、ウクライナ侵攻はその一部に過ぎないと懸念されています。
○エストニア・ラトビア、中国との協力枠組み離脱 バルト三国揃う
近年、中東欧諸国は中国との経済協力に不信感を強めていますが、中国の「一帯一路」に参加した国は、利益を得るどころか、逆に中国から資金も資源も搾取され、崩壊へと向かっています。
○【スリランカ】中国に借金漬けにされて破産、「一帯一路」に参加して債務の罠にハマる 中国は高利息でボロ儲け
○【パキスタン】一帯一路計画によって、中国主導の「トロール漁マフィア」が急増 漁獲量が激減し、住民の生計手段が奪われる
侵略行為に過ぎない「一帯一路」プロジェクトが完全に頓挫し、中国共産党が一刻も早く滅び去ることを心から祈ります。
○【インドネシア】反中感情が爆発し、全国規模で暴動が発生 中国が日本から契約を奪い取った高速鉄道建設、問題噴出で非難殺到
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