中国の水質汚染の状況は、私たちの想像を遥かに超えています。
経済発展を優先する余り、環境への配慮を怠ったため、中国の河川は工業廃水や危険な化学物質、農業排水が垂れ流し状態となっている上、78%の農村には排水と汚水処理システムがないため、生活排水が未処理のまま放出されています。
その結果、1990年代には5万本以上あった河川が、その後の20年間で半数以下に激減、さらに2011年には2万2909本にまで減少しました。
2011年、河南省西部にある洛陽市内を流れる川は、違法操業の染物工場が垂れ流した赤い染料で真っ赤に染まり、「血の川」となったと報じられました。
湖北省黄岡市では、リン酸石膏を保管している倉庫が漏洩し、長江の総リン濃度が基準値の3474倍を超え、雨が降ると白濁した「牛乳水」と呼ばれる水が湧き出し、付近の住人や川に住む魚に深刻な被害を及ぼしました。
このような現象は、中国各地で発生しており、「緑色のヘドロの川」「銅板工場からの廃液が垂れ流されて真っ青になった川」「機械類の油が漏れて虹色になった川」など、信じられない光景が次々と生み出されています。
しかも、その中で人々は釣りをしたり、洗濯をしたり、泳いだりしています。
2020年8月には安徽省で、真っ黒な水道水が原因で、住民ら約500人が嘔吐や腹痛などを訴え、病院に搬送され、赤痢に感染していることが判明しました。
このように中国の水道水はほとんどが汚染されており、悪臭がしたり、虫が混入しているそうです。
また、あまりにも水が汚いため、川の魚は水から飛び跳ねたり、大量死しています。
このような汚染水で作られた農産物が、全世界に輸出されているわけです。
中国人の富裕層が、日本などで水源地を爆買いしていることが明らかになっていますが、中国では既に人間がまともに暮らせない水質になっている上、深刻な水不足に陥っているため、こうして海外で水資源を確保するしかないのかも知れません。
中国共産党は、自分さえ良ければいいという考えで、こうして環境を破壊し、資源を枯渇させ、中国人のモラルや秩序をも破壊してきました。
○「一帯一路」こそ環境破壊の元凶 森林伐採、大気汚染、石炭汚染の増加、魚類保有量の枯渇、外来種との交配による在来種の絶滅を招く
○【閲覧注意】キムチの中に裸で浸かる男、大量のネズミが住みつく唐辛子の山…中国の食品製造現場のおぞましい実態
世界中に害悪をもたらす中国共産党と、日本の資源を強奪する全ての中国人たちが厳正な裁きを受け、一刻も早く滅び去りますことを心から祈ります。
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