中国中部・河南省の4つの地方銀行が、預金を凍結していることが明らかになりました。
○中国河南省の3行、先月から全預金凍結 15億ドル規模の可能性も
小規模ながら、沈黙のデフォルトか?https://t.co/4514ic4UFO
— 鈴木 良徳 (@tdlkgZiRD5UHMuV) May 20, 2022
そのうち3つの地方銀行では、少なくとも12億元(1億7755万ドル)の預金が凍結されており、雑誌「財新」によると、最大で15億ドルにも上る可能性があるとのことです。
禹州新民生村鎮銀行、上蔡惠民村鎮銀行、柘城黄淮村鎮銀行は、4月18日に全預金を凍結しましたが、預金者には「内部システムの更新中」とだけ伝え、その後、何の連絡もしていません。
企業は給与を支払うことができず、個人も生活に行き詰まり、何度も請願・抗議しているようですが、警察からは暴行や唐辛子スプレーなどの鎮圧を受け、身柄を拘束、連行されているとのことです。
そのため預金者は、銀行が預金者のお金を横領したと見ています。
また、中国広東省の広州市と深セン市においては、2020年、緊急時に個人資産を没収できる法律が制定されました。
○広州市と深セン市、個人資産収用を緊急立法「実質上、軍の管理下に置かれる」
中国は、ゼロコロナ政策によって経済が日増しに悪化し、GDPは大幅に低下、中国経済を牽引している上海や深圳でも企業が次々と倒産し、工場や店舗が大量に閉鎖されています。
中国の地方都市は、以前より深刻な債務危機に陥っていますが、習近平の掲げる「共同富裕」や「ゼロコロナ政策」によってさらなる経済的な打撃を受けています。
○【中華人民共和国】地方都市の深刻な債務危機 崩壊の一途を辿る中国経済
○【中国のゼロコロナ政策】外国企業が中国から次々と撤退 全ては習近平の権力確立のため
中国共産党がこのまま世界各国への侵略を進めるならば、どれほど悲惨な世界が到来するかは火を見るよりも明らかです。
世界中に害悪を撒き散らす中国共産党が一刻も早く滅び去り、世界各国に真の平和と安息が訪れますことを心から祈ります。
○【共同富裕】格差是正のつもりが貧富の差を生み出し、多くの敵を作り出す習近平の失態
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