後藤茂之厚労相は18日の参院予算委員会で、一昨年から大量の在庫を抱え続けている「アベノマスク」について、保管されている枚数が記録よりも約53万枚少ないことを明らかにしました。
後藤厚労相は、全国の拠点でマスクの納入や配送を行っていたため、その過程で在庫に差異が生じた可能性に言及した上で、「急いで作業を行わなければならない状況だったとはいえ、在庫数にズレが生じていることは大変遺憾だ」として陳謝しました。
アベノマスクの在庫数について指摘した立憲民主党の田島麻衣子によると、53万枚のアベノマスクは段ボール660箱分で、7374万円分に相当するとのことです。
アベノマスク消えた53万枚を今日の予算委員会で取り上げました。後藤厚労大臣も、事実関係をお認めになりました。53万枚と言えば、段ボールで約660箱、7,374万円相当です。
記録がないため、行方の確認は無理と。国民の血税の使い方として、あまりにずさんです。 pic.twitter.com/hEO7d0Qq8o
— 参議院議員 田島まいこ (@maiko_tajima) March 18, 2022
この報道を受け、最初から製造していないにもかかわらず、業者側が53万枚分納品数を水増しし、政府に代金を請求していたのではないかとの疑いが浮上しており、さらに在庫が53万枚多いことにして、保管費用を水増しし、倉庫管理業者がその水増し分を中抜きしているのではないかとも指摘されています。
あまりにもお粗末な不手際。
存在しないアベノマスクのために、巨額の税金が保管費として投入されていたの?アベノマスク 53万枚「消える」 記録と在庫数合わず 厚労相陳謝 | 毎日新聞 https://t.co/Z2n7a4p4QH
— 大神 (@ppsh41_1945) March 18, 2022
アベノマスクは、“アベ友企業”と呼ばれる創価企業への利益供与のために発注・製造されたことが判明していますので、政府側も水増し請求されていることを知った上で取引を行い、自民・公明議員と業者で税金を山分けし、横領した可能性も十分にあります。
○イベルメクチン共同研究の「興和」は安倍友企業だった!! “アベノマスク”の受注額は54.8億円とトップ
○【創価学会への利益供与】国の調達した布マスク8200万枚(115億円分)が倉庫に放置されていたことが判明 保管費用に6億円
うっそーーーー!!!
この多くの国民を生命の危機に曝しておいて、その裏でトンネル会社を介して税金横領しようとしてたかも知れないって???
だから検察人事の法案も急いで通そうと?
アベノマスクなんだから、もうこれは本命でしょ。 https://t.co/xsCiMyDTnD
— Myers’s (@myers206) April 27, 2020
政治家たちは、国民の税金で自らの懐を潤すことしか眼中にありませんので、アベノマスクの一件以外にも、叩けばいくらでも埃が出てくることは間違いありません。
国民の払った血税を私物化する政治家とその関係者一同に、厳正な裁きが下りますことを心から祈るばかりです。
○【10万円給付】事務経費が1200億円にも上ることが判明 竹中平蔵のパソナや電通への利益供与を目的にした“愚策”だと国民から批判殺到
コメントを書く