
中国・四川省成都市で開かれたマラソン大会で、ランナーのために用意された飲料水やバナナ、パンなどの補給食を、市民たちが勝手に持ち去っていくというトラブルが発生しました。
マラソン大会の補給所に市民殺到、物資を持ち去る=スタッフの制止も無視―中国 https://t.co/46I2Pwf0hD
— レコードチャイナ (@recordchina) October 29, 2025
マラソン大会は10月26日に開催され、世界各地から約3万5000人のランナーが参加しました。
大会終了後、道路沿いの補給所に何人もの市民が群がり、未開封のミネラルウォーターなどをケースごと持ち去る様子がネット上で拡散されています。
大会ボランティアによると、ミネラルウオーターのほか、バナナやパンなども箱ごと運び去られ、わざわざ電動バイクで取りに来る人や、医療物資まで持ち帰る人もいたとのことです。
運営スタッフが「持っていかないで!」と呼びかけても混乱は収まらず、大会の主催者は警察に通報したそうです。
この様子を見た中国のネットユーザーたちは、「これは明らかな強奪」「もう2025年だというのに…」「恥をさらす高齢者たち」「おばちゃんはこういう生き物」「素養が地に落ちたな」「こういうことは各地で頻発している。全体の民度がまだまだ低い」「厳しく罰処すべき」といったコメントを次々と投稿しています。
— 中国動画 (@RC00547555) October 29, 2025
近年、中国ではこうした略奪行為が相次いでおり、何百人もの村民が他人の畑に押し寄せてトウモロコシやジャガイモ、薬草などの農産物を根こそぎ奪い取ったり、野外音楽フェスティバルの会場に地元の村民が大挙して侵入し、テントやキャンピングカー、電子製品、衣服、ノートパソコンなどを盗む事件なども発生しています。
中国のメディア関係者は「これは単なる道徳の問題ではなく、社会構造の崩壊を映し出している」「今の社会では掠奪や欺瞞が当たり前になっている。人々は互いを信じられず、弱者に苛立ちをぶつけるようになった」「政府が無責任である以上、国民も無責任になる。助け合いの文化は失われ、社会は冷たく分断されていく」と指摘しています。
モラルのかけらもない悪人たちが一掃され、誰もが安心して暮らせる平和な社会が全世界で実現しますことを心から祈ります。
◯【モラルを失った中国人】階段から転落した男性を4人の住民が見て見ぬふり、車に轢かれた2歳児のそばを18人が素通り、二人とも死亡
◯【岸田の宝】中国人とベトナム人の転売ヤー、全国のマクドナルドでポケモンのハッピーセットを買い占めて炎上 日本マクドナルドの社長はトーマス・コウという中国人

コメントを書く