【伊東市百条委員会】田久保市長の卒業証書について「偽造だったと裏付けられた」と明言

【伊東市百条委員会】田久保市長の卒業証書について「偽造だったと裏付けられた」と明言

静岡県伊東市の田久保市長が学歴を詐称していた問題で、市議会の中島議長は「卒業証書が偽造だったことが裏付けられた」と明らかにしました。

これまで田久保市長は百条委員会への出頭を拒んでいましたが、13日に初めて出頭し、委員からの尋問に応じました。

田久保市長は、東洋大学の「卒業証書」とされる書類を職員に見せたとされていますが、これについて、委員からは「その書類はいったい何だったのか」と問いただされました。

これに対し田久保市長は「卒業証書とされているものであります」と答えたものの、本物の卒業証書を見たことがあるかという質問には「見たことはございません」と述べました。

続いて、委員から東洋大学の本物の卒業証書を示され「市長が持っているものと比べてどうでしょうか」と質問されると、市長は「比べるものをいま持っておりませんので、確定したことは言えませんが、特に問題はないのではないかと思います」と述べました。

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一連の尋問の後、中島議長は田久保市長について、「誠実さはなく、真実を語っているとは思えなかったです。百条委員会はあと1回くらいで結論を導き出したいと思います。市民の皆様や市の職員の方々から『早く不信任案を出して辞めさせてくれ』と言われているので、その方向にできるだけ早く進めていきたいと思っております」と話しました。

また、百条委員会が東洋大学に照会していた件について回答があったことを明らかにし、「何を出していただいたかは申し上げられないが、結果として卒業証書が偽造だったことははっきり裏付けられたと思います」と述べました。

このように田久保市長の学歴詐称問題は、早々に百条委員会が設置され、事実関係の追及が進められている上、大手メディアもその動きを逐一大きく報じています。

ところが、小池百合子のような大物政治家になると、学歴詐称の疑いが持ち上がっても、議会での多数派工作や与党との協力関係が盾となり、百条委員会は事実上封じられ、メディアも報道を避けるなど、その扱いの違いは歴然としています。

不正を行う政治家たちが、公平に裁かれる社会となりますことを心から祈ります。

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