
20日に行われた参議院選挙で、自民党は歴史的大敗となり、与党で参議院の過半数を割り込む結果となりました。
自民党は39議席と、過去3番目に少ない結果となり、公明党も過去最低の8議席と振るわず、連立与党は大きく勢力を落としました。
一方、立憲民主党は改選前と同じ22議席を維持し、国民民主党は4議席から17議席へと急伸、日本維新の会も2議席増やして7議席を確保しました。
参政党は改選1議席から大きく議席を伸ばし、非改選を含めて15議席にまで勢力を広げ、比例代表では立憲民主、国民民主と並んでいずれも7議席を獲得しました。
石破総理は21日に記者会見を行い、選挙結果について「痛恨の極み」とし、偽りのない真心で国に尽くすという意味の「赤心奉国」を掲げつつ、続投する意向を示しました。
2007年、参院選で惨敗した当時の安倍晋三総理に『総理辞めるべき、このままでは自民党がなくなる』との発言で続投するなら矛盾するとの指摘に、石破茂総理大臣「それは国民の方々のご判断であって自分の損得という話ではない。国家のために如何なる責任を果たすかだ」
pic.twitter.com/PCWQxGRJow— Mi2 (@mi2_yes) July 20, 2025
しかし、自民党内からは「敗北の責任を取るべきだ」として、石破総理の退陣を求める声が相次いでおり、落選した議員の1人は「まずは総理が辞任するところから始めないといけない」と訴えるほか、党の重鎮も「潔く辞めてもらわないと党がバラバラになってしまう」と危機感を示しています。
◯石破総理の退陣求める声、自民党内から相次ぐ 本人は“続投の意向”
森山幹事長は昨夜、こうした声に対し「そんなことを言っている状況か」とけん制し、強気の姿勢を取っていますが、衆参両院で少数与党となった以上、政権運営が苦境に陥るのは避けられない状況です。
日本を破壊してきた政治家たちが一掃され、民意の反映される真っ当な政治が実現しますことを心から祈ります。
◯【石破総理】2040年に所得を現在の5割超上昇させること公約に掲げる 国民「詐欺かと疑うような政権なので、騙されないように」
◯【森山幹事長】自民党の公約について「消費税を下げる公約はどんなことがあってもできない」と断言し、炎上
◯【石破総理】「国民に受けることばかりをやっていると国は滅びる」「当選したのだから公約を守るということにはならない」と開き直り、批判殺到
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