
衛生陶器大手のTOTOは28日、中国事業の赤字を受けて、北京と上海にある2カ所の工場を閉鎖する方針を発表しました。
TOTO、赤字転落の中国で2工場閉鎖 市場急変で迫られた構造改革 https://t.co/HY35wIljI1
衛生陶器大手、TOTO(北九州市)の田村信也社長は28日の決算記者会見で、赤字に陥っている中国大陸事業の構造改革として、北京と上海の衛生陶器工場2カ所を生産停止とし、閉鎖すると発表した。
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) April 28, 2025
中国では不動産バブルの崩壊に伴い、不動産会社の倒産にとどまらず、トイレやキッチンといった住宅設備に関わる企業にも影響が広がっています。
TOTOも販売減や競争激化を受け、昨年から中国大陸での事業の見直しを検討しており、28日付で北京と上海の工場の生産を停止したとのことです。
2025年3月期の決算では、35億円の営業損失を計上したほか、2工場の閉鎖に向けた340億円の特別損失も計上しました。
田村信也社長は同日の会見で、工場に勤務していた計約2000人の処遇について「できる範囲で最大限の恩返しをしたい」と話しました。
今後の中国での衛生陶器製造は、福建省漳州市の工場と、年内に稼働予定の遼寧省大連市の工場2ヶ所で行う予定とのことです。
TOTOの中国事業には、えりアルフィヤの父親である「英利アブライティ」が長年関与しており、過去には同社の中国事業部長や東陶(香港)有限公司の社長を務めていました。
◯ウイグル系『えりアルフィヤ』の実父が、中共のスパイ企業・ニトリの執行役員であることが判明 ニトリは自民・岸田総理と茂木幹事長のパーティ券300万円分を購入
アルフィヤの父親 英利アブラィティ
TOTO中国事業部長
現在は親中企業のニトリ執行役員
こういう移民が日本の富裕層となる事は、日本人の富裕層の席が1つ減った事を意味する。英国でも医師などを移民系が多く占める事になり、その不満がEU脱退に繋がった。しかも中国の王建国と親しいようで。 pic.twitter.com/OiKmshSRUH— 髙安カミユ(ミジンコまさ) (@martytaka777) April 19, 2023


これまで多くの日本企業が中国に進出してきましたが、景気の冷え込みを受けてTOTOのように事業を縮小するケースが相次いでおり、中には「夜逃げ同然」で撤退する企業も出てきています。
誰もが安心して暮らせる社会となりますことを心から祈ります。
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