
トランプ大統領は8日、中国が報復関税を撤回しなかったことを受け、中国からの輸入品に対し、34%の相互関税にさらに50%を上乗せし、制裁関税を含めた合計104%の関税を課す大統領令に署名しました。
BREAKING: President Trump officially signs Executive Order increasing tariffs on China to 104%. pic.twitter.com/ankAz0wHwv
— The Kobeissi Letter (@KobeissiLetter) April 9, 2025
中国、完全終了。
岩屋外相、その他一同、お疲れさまでした。 https://t.co/JMVTLWRoOy— 時計仕掛けのオレンジ (@9n7eWQtutsamatw) April 8, 2025
トランプ大統領は前日の会見で、「中国が明日の12時までに報復関税を撤回しなければ、9日から50%の追加関税を課す。 中国は何年も逃げてきた。中国が裕福な国になったのは、過去の米政権がこれを許したからだ。 中国は対米貿易で年間数千億ドルを稼いできたが、あってはならないことだ。 習近平国家主席との素晴らしい関係が続くことを願っている。私は中国を大いに尊敬しているが、このままにはしておけない」と話していました。
また、今後の方針について、「一時停止は検討していない。 多くの国々が我々と交渉する構えを示しており、公平な取引となるだろう。 場合によっては、各国は相当な関税を支払うことになる。 公平な取引となるだろう」とも語りました。
◯トランプ米大統領、中国の「ばかげた」対米関税を非難 追加措置を警告
トランプ大統領は、中国からの合成麻薬「フェンタニル」の流入防止対策が不十分であるとして、2025年2月に10%、3月にさらに10%を上乗せし、合計20%の制裁関税を中国からの輸入品に課しました。
それに加え、今回すでに発表していた相互関税34%にさらに50%を上乗せして84%に引き上げ、制裁関税と合わせて合計104%の関税となりましたが、今後の動向について、専門家はアメリカ向けの輸出が難しくなった分を補うために、中国が他国への輸出を急増させると見ています。
その結果、各国もアメリカに追随し、中国製品への関税を引き上げて自国産業を守ろうとする動きが広まり、中国はさらに経済的に追い詰められる可能性が高いとのことです。
◯関税ショックの連鎖で変わる世界、勝者は米国か中国か-予断許さず
現在、中国の株式市場には、暴落を抑えるための公的資金が投入され、相場の下支えが行われていますが、それも長くは続かないと見られています。
これまで中国は「一帯一路」などを通じてあらゆる形で他国に介入し、侵略を推し進めてきましたが、トランプ関税によってその影響力はさらに弱まっています。
卑劣な侵略工作を繰り返してきた中国人に厳格な裁きが下され、この地上に真の平和と安息が訪れますことを心から祈ります。
◯【中国終了】アメリカ政府、中国の自由貿易の特典を排除へ 中国からの製品に100%の関税を課す法案を提出
◯【トランプ大統領】輸入する自動車に25%の関税を課すと発表「アメリカで製造されていない全ての自動車」
◯【関税戦争勃発】中国政府がアメリカの『相互関税』に対抗措置、米輸入品に34%の追加関税 カナダも米輸入品に25%の報復関税 各国で株価が大暴落
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