
美容外科医が解剖研修の写真をSNSで公開し、炎上した問題を受け、日本解剖学会などの3団体は、倫理指針に「SNSなどで解剖の経験や見聞を発信してはならない」と明記しました。
【献体の「SNS発信禁止」倫理指針】https://t.co/1pXmbfYmOw
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 15, 2025
昨年末、東京美容外科・沖縄院の黒田あいみ元院長が、グアムでの解剖研修に参加した際、献体を背後にピースサインをする写真などを自身のSNSに投稿し、医師としての倫理観を欠く行為だとして各方面から厳しく批判されました。
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この問題を受け、「日本解剖学会」や、大学などで作る「篤志解剖全国連合会」、献体の普及活動を行う「日本篤志献体協会」の3団体は、新たに倫理指針を定め、「SNSなどで解剖の経験や見聞を発信してはならない」と明記しました。
さらに、スマートフォンなどの持ち込み禁止や、第三者がいる場所で献体解剖について話すことを慎むよう、行動規範として定めました。
日本篤志献体協会の坂井建雄理事長は、「これまでも大学など教育する側に対し、献体解剖に際して守秘義務の順守やネットリテラシー教育を求める提言などがあったが、今回の指針は学生や医師ら、学習する側の規範を定めた倫理指針になる」と説明しました。
この決定に対し、「人として当たり前の倫理をひとつひとつ明文化しなければいけないことが残念に感じます。 人様の尊厳を踏みにじってはいけない、義務教育の前から習っていることかと思います」「まあなんというか、あまりにも当たり前すぎてこんなことを学会が倫理規定しなくちゃいけないことに、軽く絶望感すら覚えるわけですが」「医師としての技術だけでなく、人としての敬意や思いやりも求められるはずでです。今回の指針でしっかりルールが定まったのは良いことですが、本来こんなことは言われなくても当たり前のことで、患者としても、こんな医師には絶対に診てもらいたくないですね」といった厳しい意見が殺到しています。



誠実で思いやりのある医師たちが育成され、国民が安心して医療を受けられる社会となりますことを心から祈ります。
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