霞ヶ関の財務省前で『財務省の解体』を訴えるデモに約1000人が参加 参政党が呼びかけ、単なるガス抜きの疑い

霞ヶ関の財務省前で『財務省の解体』を訴えるデモに約1000人が参加 参政党が呼びかけ、単なるガス抜きの疑い

21日夕方、東京・霞が関の財務省前で、「財務省の解体」を訴えるデモが行われ、約1000人が参加しました。

デモはSNSなどで呼びかけられ、22日と23日には大阪財務局や博多駅前でも開催されることになっています。

21日は特に大きなトラブルはなかったものの、警察官が交通整備に当たるなどし、一時騒然となりました。

同日のデモには、大蔵省の分割や見直しに関わったという人物も参加し、日本政府の財政について、一般会計と特別会計を合わせた純計は常に黒字であり、不要な基金や官僚の天下り先となる特殊法人に巨額の税金が流れている実態などが暴露されました。

財務省には毎年20人ほどがキャリア官僚として入省しますが、同期の中でトップの事務次官に就けるのは通常1人だけとされています。

事務次官のポストに就くためには、主計局・主税局・理財局などの局長ポストを経験し、最終的に官房長や副次官を務めることに加え、“増税”に貢献したかどうかも、重要な評価基準になっているとのことです。

◯増税したら偉くなれる…!? 財務省の官僚たちの、知られざる「出世の階段」を完全図解する

実際、前次官の茶谷栄治は、主計官だった2011年に「東日本大震災」の復興財源を確保するため、所得税を2.1%上乗せし、住民税を10年の間、1人あたり1000円増額するなど、広く薄く増税を主導しました。

また、現次官の新川浩嗣は、厚生労働担当の主計官だったときに、消費税を10%に引き上げる「社会保障と税の一体改革」を推進し、重要な役割を果たしたとされています。

このように増税は、財務官僚にとって出世の手段となっており、増税に貢献した官僚たちは、みずほ銀行などに天下りし、引退後の生活も保証される仕組みになっています。

そのため、財務省を「ザイム心理教」と呼び、解体を求める声がSNS上でも高まっていますが、こうした一連の批判やデモを主導しているのは、参政党であることが判明しています。

参政党は「日本をなめるな」というキャッチフレーズで政府を批判しており、21日から23日にかけて行われているデモも、参政党のメンバーが呼びかけを行なっています。

しかし、過去の記事でも述べましたように、参政党は自民党や公明党の実質的な別働部隊であり、中国共産党や統一教会とも密接につながっていることが明らかになっています。

そのため、こうした参政党の活動は、単なる国民のガス抜きではないかとも強く疑われています。

◯【参政党】現職の国会議員が1人しかいない中、衆院総選挙で95人もの候補者が出馬し物議 菅義偉や二階俊博を支援した令和の政商『矢島義也』からも手厚い支援

◯「参政党」とは、中国では“中国共産党を補佐する政党”を意味する 参政党とカルト統一協会の蜜月関係も明らかに

全ての国民が安心して暮らせる健全な社会となりますことを心から祈ります。

◯【おまいう】加藤財務大臣、財務省批判の背景について「努力してもこの時代、どうにもならないという思い」があるとの考えを示し、批判殺到

◯【さらなる国民負担】財務省、少子化対策の財源確保のため、75歳以上の医療費負担を原則1割から2割に引き上げるよう要請

◯東京・日比谷公園で『パンデミック条約』に反対する大規模デモが開催 多くの参政党員が参加 ロシアの政府系メディア『スプートニク』が肯定的に報道

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