東京地検が、23年前の1億円強盗事件に関する記録や証拠を破棄したことで、容疑者の1人が不起訴処分となったことが判明し、波紋を呼んでいます。
2001年10月3日、東京都小平市のJA支店前で、現金を輸送車に積み込もうとした警備員2人がイラン国籍の男らに拳銃で脅され、1人が右足を撃たれて重傷を負い、約1億円が入ったバッグを奪われました。
犯人の1人は、翌年に強盗傷害容疑で逮捕され、有罪判決を受けた後に服役し、既に刑期を終えて帰国しています。
残る2人は国際手配となっていましたが、うち1人が今年7月に再び日本への入国を試み、警視庁に逮捕され、入管難民法違反などの罪で起訴されていました。
しかし、東京地方検察庁立川支部は、逮捕された男(51)について、嫌疑不十分との理由から26日に不起訴処分としました。
関係者によると、共犯の元受刑者の刑事確定記録が廃棄されていたことや、再捜査して証拠を得ることが困難な状況だったため、不起訴処分となった可能性があるとのことです。
地検立川支部は、供述調書などの刑事確定記録について「保管期間を満了したため廃棄した」「さまざまな捜査を十分尽くした。本件は、古い事件であることなどもあり起訴するに足りる証拠は集まっていないものと判断した」と説明していますが、廃棄した時期は明らかにしていません。
これを受け、「外人は1億盗んでもつかまらないのかぁ・・すげぇな日本」「検察は日本人の敵」「地検が全力で外国人を守ろうとするのって何なんだろう? 地検の中が帰化した外国人だらけなのか? わざわざ証拠を破棄までするとか異常すぎる」といった批判が殺到しています。
腐敗した法曹界が浄化され、犯罪を繰り返す悪人たちが全て公正に裁かれますことを心から祈ります。
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