兵庫県・斎藤知事について「港湾利権にメスを入れたことでマスコミに潰された」と擁護する声が上がるも、港湾事業の監査に斎藤知事が関与していないことが判明

兵庫県・斎藤知事について「港湾利権にメスを入れたことでマスコミに潰された」と擁護する声が上がるも、港湾事業の監査に斎藤知事が関与していないことが判明

兵庫県の斎藤知事について、「港湾利権にメスを入れたことで闇社会とマスゴミに潰された」などと擁護する情報がネット上で拡散されましたが、これらが根拠のないデマであったことが判明しました。

昨年、「姫路港」などを独占的に運営する外郭団体「ひょうご埠頭(ふとう)株式会社」に対し、県が不適切に低い使用料を設定していたことが発覚しました。

県の包括外部監査は、「ひょうご埠頭株式会社」への調査を行い、同社の口座に外部から分かりにくい形で14億円超もの利益剰余金が積み上がっていたとし、「多額の剰余金を踏まえると使用料の水準は必要以上に低いおそれがあり、(使用料の算定方法が)合理性を欠く」と判断していました。

SNS上では、この監査に関する報道を取り上げ、「斎藤知事が港湾利権にメスを入れたために圧力をかけられ、失脚の危機に直面している」といった投稿が相次ぎ、斎藤知事を英雄視する意見も数多く見られるようになりました。

しかし監査項目は、外部監査人が決めるものであり、知事の指示や意向が入る余地はないため、この情報が拡散された直後からSNS上においても「誤情報ではないか」と指摘されていました。

過去の記事でも述べましたが、斎藤知事を擁護するSNSアカウントの中には中国人が紛れ込んでいるほか、維新の会が「一帯一路」の一環として、斎藤知事を通じて神戸港の乗っ取りを目論んでいたことも明らかになっています。

◯兵庫県・斎藤知事、「#斎藤知事がんばれ」のタグを使うアカウントが中国語フォントを使用していることが判明 知事に中共スパイ疑惑が浮上

こうした状況の中、維新の会は「日本維新の会」「大阪維新の会」「兵庫維新の会」が事実上の分裂状態にある上、神戸港の乗っ取り計画をめぐる争いも勃発しており、それぞれの勢力に与するネット工作員によって情報戦が展開されているものとみられます。

醜い勢力闘争を繰り返す政治家たちが一掃され、真に県民の益となる行政が行われますことを心から祈ります。

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