大阪万博の休憩所を手掛ける工藤浩平氏が、自然石を上部に吊るす「石のパーゴラ」について自ら安全性を主張し、物議を醸しています。
工藤浩平氏が手掛ける「休憩所2」は、休憩施設のほか、案内所・トイレ・応急手当所・警備センター・バス停留所など計7棟の建物から成り、屋外上空には総重量90トンの自然石をケーブルに通して吊るす「石のパーゴラ」が設置される予定となっています。
しかし、パーゴラに用いられる自然石の性質から、加工時の衝撃や風化の影響で破損したり、落下事故が発生する可能性があるとして懸念されています。
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こうした声を受け、工藤浩平氏は「リサーチと実証実験、構造検討を進めていく中で、石を吊った場合(ケーブルとの接触面に引張方向に力がかかる)でも十分な耐力がある」「各種構成部材の安全性の検証に加え、石を吊るすケーブルにおいては、災害時でも石同士の衝突が起こらないよう解析結果を設計にフィードバックし、安全性の確保に努めています」などとXで説明しました。
しかし、一連の説明に不十分な点がいくつもみられるため、ネット上では「この人の記事を見ましたが、品質保証試験の意味をまるでわかっていない人です。誰かがちゃんと忠告すべきです」「件の日除けは重さ約100kgの石を複数個、一本のワイヤーに吊るようですが、こうした安全に対する備えを考えて使用しているのか疑問です。どうも、メーカーの対荷重、その最大まで荷重をかけているとしか思えないのですよ」「安全性の確保に努めていますと言うが、安全性の確保など当たり前の話で、ことさら強調されても全く響かない」と、厳しい批判の声がさらに寄せられる事態となっています。
全ての人が安心して暮らせる行政が行われますことを心から祈ります。
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