今年度に予定されている国会議員の海外視察で、参院合わせて総額約3億2800万円もの旅費がかかると見込まれていることが分かりました。
今年度中に海外視察を予定する国会議員は参院合わせて160人に上り、衆院では22班、参院は14班が渡航を控えています。
国会議員一人当たりの旅費の上限は円安を考慮して2023年度から18万円引き上げられ、衆議院議員は214万円、参議院議員は260万円程度となっています。
昨年夏、自民党女性局が、フランス・パリで研修と称した観光旅行をしていたことが発覚し、炎上騒動へと発展しましたが、現在も国会議員による海外視察の成果は不透明なままとなっています。
◯【自民党女性局】“外交”と称して38人でフランス旅行を満喫 エッフェル塔前で記念写真 国民から非難の嵐
◯【松川るい】3泊5日のフランス研修で、実質3時間しか研修に参加していなかったことが判明 虚偽の報告をしていたことがバレる
こうした状況を受け、「まずは安倍、菅、岸田政権の12年間で全国に9000カ所にまで増えてしまった民間の『子ども食堂』の現状を視察してほしい。そして、先進国の中で最低と言われている『日本の子どもの貧困率』の実体を見てほしい」「毎年毎年多数の議員が外遊するが、毎年毎年国際社会とは乖離してゆく日本の現状。ふざけるなと言いたくなる!」「愚民党」「おフランスへ行ってオリンピック見るんでしょうね。エッフェル塔で記念写真撮って載せるんでしょうね」といった批判が殺到しています。
国民の生活を顧みることなく、湯水のように税金を浪費する政治家たちが全て厳正に裁かれ、真に国民の益となる真っ当な政治が行われますことを心から祈ります。
◯【税金の私物化】富山県・高岡市の市長ら、深刻な財政難の中、ビジネスクラスを利用したアメリカ訪問を計画し批判殺到 1人あたり183万円
◯【税金とは?】高松地裁、香川県議の海外視察は「観光だった」として渡航費の返還を命令していたことが判明 一方で今年も香川県議8人が、1人当たり263万円の海外視察を計画
◯国会議員の『海外視察』が4年ぶりに復活 23年度は約5億3000万円の関連予算を計上 9月までに衆院90人、参院60人が視察予定
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