国際決済銀行(BIS)は20日、「円」の国際的な価値を指数で示す「実質実効為替レート」について、2020年に100だったのが、今年の5月時点では68.65まで下がり、過去最低を更新したと発表しました。
BISは、1930年に設立された中央銀行をメンバーとする組織で、中央銀行間の協力促進のための場を提供しているほか、中央銀行からの預金の受入れなどの銀行業務も行っていますが、BISが公表する「実質実効為替レート」は、 貿易量や物価水準をもとに算出された“通貨の購買力”を測る総合的な指標となっています。
円の価値が下がっている最大の要因は、海外と比べ物価や賃金の伸びが鈍く、円安が長引いているためで、ドルやユーロ、人民元との差も拡大する一方となっています。
今年の5月時点で日本円のレートが68.65だったのに対し、アメリカのドルは109.58、欧州ユーロは102.11、中国の人民元は91.12となっており、これまで主要通貨として用いられてきた円の地位が大きく揺らいでいます。
第二次安倍内閣が発足して以来、日本円の価値は下がりつづけ、国民の生活からは経済的な余裕が失われ、今では多くの国民が普通の生活を維持することさえ難しい状況となっています。
そのため、ネット上では「世界的に見た円が、紙切れになる日が来るかもしれないな」と懸念する声も上がっています。
日本に壊滅的な打撃を加えつづける政治家たちが全て厳正に裁かれ、国民が安心して暮らせる健全な社会となりますことを心から祈ります。
◯「地方創生本部」設置もやはり創価=パソナ=竹中平蔵の利権のため。呆れたアベノミクスの実態。
◯【追い詰められる日本国民】消費者物価指数が22ヶ月連続で上昇 8月には1000品目以上が値上げ 実質賃金は14ヶ月連続で減少
◯【日本経済の衰退】食料品無料配布の利用者、今年4月に過去最多の723人 生活が「大変苦しい」「やや苦しい」と感じている世帯、全体の53%に上る
コメントを書く