【中国】不動産バブル崩壊で、資金難に苦しむ不動産企業 桃、小麦、ニンニクなどの農作物と新規住宅を交換するという苦肉の策

【中国】不動産バブル崩壊で、資金難に苦しむ不動産企業 桃、小麦、ニンニクなどの農作物と新規住宅を交換するという苦肉の策

ここ数年、中国の不動産市場は、政府の締め付けやゼロコロナ政策の影響によって急速に冷え込み、新築住宅販売の売り上げが昨年に比べて半減しています。

○不動産100社、1~5月売上高が半減

そのため、河南省のある不動産業者は、販売促進のため、小麦やニンニクを頭金として代用できるキャンペーンを開始しました。

○小麦やニンニクで住宅が買える? 不動産業者の販促キャンペーン

このキャンペーンは主に中国の農民を対象にしており、小麦1kgにつき4元(約80円)として計算し、最大で16万元(約300万円)を小麦で代用することができるそうです。

また、江蘇省無錫市の不動産会社は6月29日、「桃を新規物件と交換する」という販売イベントを始めました。

○中国、住宅販売促進に奇策 「モモやスイカで物件と交換」

桃の品種の1つである「水蜜桃」を500gにつき18.88元(約380円)として計算し、住宅販売価格の一部と相殺できるとのことです。

購入者が5000kgの桃を出せば、1件の物件に対し販売価格から最大18万8888元(約380万円)を差し引かれます。

南京市やの不動産企業でも、スイカ、小麦、ニンニクで新規住宅と交換する催しが開催され、ネット上で話題になっています。

中国メディアによると、農産物との物々交換による住宅販売方法は、資金難や経営難に苦しみ、過剰在庫に頭を抱える中国不動産企業が、自らを救済するために考えついた苦肉の策だと伝えています。

中国経済の柱だった不動産事業が、今や物々交換をせざるを得なくなるまで衰退してしまったというわけで、中国の崩壊も間近に迫っていると言えるでしょう。

世界中で悪事を働く中国共産党と、彼らに与する全ての悪人たちが厳正な裁きを受け、一刻も早く滅び去りますことを心から祈ります。

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