【中国の闇】一人っ子政策により、40年余で中絶・不妊手術5億3200万件 不妊手術や死産の強制、自殺の奨励により、少子高齢化・男女比の偏りなど深刻な問題を生む

【中国の闇】一人っ子政策により、40年余で中絶・不妊手術5億3200万件 不妊手術や死産の強制、自殺の奨励により、少子高齢化・男女比の偏りなど深刻な問題を生む

中国では、急激に人口が増加したことから、1971年から人口抑制に取り組み、1979年から2014年まで「一人っ子政策」が導入されました。

これにより、1971年以降中国では中絶件数は3億3600万件、不妊手術が1億9600万件、避妊具の挿入は4億300万件に上っていたことが、2013年、衛生省のデータによって明らかになりました。

○中国の一人っ子政策 40年余で中絶・不妊手術は5億3200万件

山東省臨沂市出身、米国在住の人権活動家陳光誠によると、地元政府の関係者が昼夜を問わずワゴン車で市街地や農村を巡回し、妊婦や、既に子どもを産んだ女性たちを、次々と連れ去って病院に運び、強引に承諾書に署名させて、不妊手術を強制したとのことです。

○中国「一人っ子政策」 悲劇なお 強制不妊抗議今も圧力 4年前撤廃、次は出産奨励 山東省臨沂市ルポ

妊娠後期の女性も、薬を無理やり投与され、強制的に死産させられ、長年の不妊治療でようやく子宝に恵まれたにもかかわらず、無理やり中絶させられたことで自殺した女性もいたそうです。

政府関係者から逃げようと女性たちが夜間、田畑に隠れるようになると、今度は夫や親族のほか、近隣住民までが連行され「学習班」と呼ばれる部屋で罵声を浴びせられ、暴力を受けました。

住民同士を互いに殴らせ、憎しみ合うよう仕向けることもあり、拘束した住民には「学習費」として1晩当たり100元の罰金を科し、金銭面でも追い込んだそうです。

ある男性教師は、自分の息子が妻とともに逃げたため、近隣住民から「なぜ私たちがひどい目に遭わなきゃいけないのか」と激しくなじられ、農薬を飲んで自殺しました。

山東省聊城地区の冠県と華県では、1991年、「100日間出産ゼロ運動」を展開し、冠県のいたるところに、「子孫を絶えさせても、党を安心させねばならない」「(自殺したければ)首つりなら縄を、服毒なら毒薬を差し上げよう」「流産させてでも、生むことは許されない」「政策を徹底的に実施し、決して子どもを増やしてはならない」などの中絶を奨励するスローガンの書かれた横断幕が掲げられました。

○一人っ子政策がもたらした悲劇 妊娠後期の強制中絶

短い期間に膨大な数の中絶を行ったため、胎児の死体が、県の病院のボイラー室の近くにあったいくつかの井戸に投棄され、数年経っても、井戸から腐臭が漂っていたそうです。

中国政府による強制中絶は世界中から批判を受け、中国国内では、厳しい取り締まりに耐えかねた市民が、地元の役場を焼き打ちにするなどの暴動も相次ぎました。

結局、一人っ子政策によって人口急増は抑圧できたものの、急速な少子高齢化や、男女比の割合の偏り、無戸籍者の発生など、深刻な問題をもたらし、昨年になって少子高齢化対策のために3人目の出産を奨励する措置がとられました。

○中国各地で3人目の出産を奨励する措置

○教科書に載っていない、中国「一人っ子政策」の大きな問題点:36年で生まれた“老いゆく中国”の闇

中国共産党は、こうして人命の価値を尊重しない非人道的な行為を繰り返し、世界中で大量に人々を虐殺しています。

中国共産党が一刻も早く滅び去り、世界中に真の平和と安息が訪れますことを心からお祈りします。

○【広西虐殺】中国の文化革命中に起きた大規模な虐殺と人肉食事件 10~15万人の命が犠牲に

○200万人の命を奪ったポル・ポト率いるクメール・ルージュのカンボジア大虐殺も、中国共産党(毛沢東)の指示によるものだった

○【チベット問題】中国共産党による同化政策(弾圧)により、1ヶ月間で3人のチベット族が焼身自殺 過去には120万人が虐殺

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