
広島県のカキ養殖場で、原因不明の大量死が発生し、水揚げされたカキのおよそ9割が死滅していることが分かりました。
旬のはずのカキに異変「殻ばっかり…」広島の養殖場で9割死滅 いまだ原因不明で呉市では「ふるさと納税」一時停止に#FNNプライムオンライン#イットhttps://t.co/bbbIxA9Wjo
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) November 7, 2025
広島の牡蠣、不調の原因は海水温の上昇とか貧栄養化とかいわれていますが、どちらであっても解決はとても難しそう。事態は深刻です。
大好物なのでこれまで通り広島の名物であり続けてほしいと願っていますが。 pic.twitter.com/InAlEJDouA— 古書 神鳥書店 (@kandori_shoten) November 8, 2025
広島県はカキの生産量で日本一を誇り、例年なら現在は最盛期を迎える時期ですが、東広島市の養殖場では9月中旬ごろからおよそ9割が死滅する状況が続いています。
カキの生産者は経済的に大きな打撃を受けており、島村水産の社長は「ダメージは大きいですよ。商売が成り立つか成り立たないかくらい(カキ)死んでいるので、激甚災害と言うですか、それ並みにやられています。本当に言葉にならない、どうしていいかもわからないし…」と吐露しています。
さらに、「(漁に出ると)毎日マイナスです。でも死んだカキをずっと置いておくわけにはいかない。夏の高水温が原因ではないかとか、海の中の酸素が酸欠状態になったのではないかなどあるが、真相はまだわかっていません」とも話しています。
この影響で、地元産のカキ料理を提供していた飲食店は、県内産の別のカキに切り替える対応を余儀なくされており、呉市では生ガキを返礼品とする「ふるさと納税」の受け付けを一時停止する事態に追い込まれています。
こうした状況を受け、ネット上では「異例の猛暑によってカキの成長サイクルが乱れ、餓死したのではないか」「養殖いかだの下に排泄物が溜まり、環境が悪化したことが死滅の一因ではないか」など、様々な憶測が飛び交っています。



食料が安定的に供給され、人々が安心して豊かに暮らせる環境が守られますことを心から祈ります。
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