【大阪万博】大勢の帰宅困難者が発生した問題、会場に約1万1000人が朝まで滞留していたと発表

【大阪万博】大勢の帰宅困難者が発生した問題、会場に約1万1000人が朝まで滞留していたと発表

万博協会は、今月13日夜から14日にかけて、大阪万博の来場者が帰宅できなくなった問題について、約1万1000人が会場内で一夜を明かしたとの試算を公表しました。

13日午後9時半ごろ、大阪メトロ中央線で停電が発生し、夢洲駅から東大阪市の長田駅までの全区間で運転が見合わせになったことで、多くの来場者が足止めされました。

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万博協会によると、14日午前0時の時点で会場一帯には来場者とスタッフを含めて約3万2000人がとどまっており、午前5時の時点でも約1万1000人が残っていたとのことです。

今回のトラブルを受け、万博協会は、今後地下鉄で不具合が発生した際には、深夜帯は来場者に会場内での待機を促し、バスやタクシーは障害者らに優先して利用してもらうよう呼びかける方針を示しました。

また、来場者が夢洲から舞洲へ徒歩などで移動した場合には、迎えの車で帰宅することも認めるとしています。

◯画像:副事務総長「協会内での周知不十分だった」 万博帰宅困難トラブル より

このほか、トラブルの発生時にアナウンスが遅れたことも踏まえ、今後は責任者を置き、公式ウェブサイトやSNS、場内アナウンスを活用するなど、日本語と英語で迅速に伝える体制も検討しているとのことです。

高科淳副事務総長は、「今回は災害並みの対応をとることとしたが、協会内での周知が不十分だった。関係機関との連絡体制を再確認し、有事の対応について改めて認識を共有したい」と述べました。

安全対策が徹底され、二度と同じトラブルが繰り返されないことを心から祈ります。

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