
世界経済フォーラム(WEF・ダボス会議)創設者のクラウス・シュワブが、私的な支出をWEFの資金でまかなったり、ハラスメント行為を繰り返していたことが明らかになりました
WEF創設者シュワブ氏、資金不正などの疑い WSJ報道https://t.co/sw6PrMYvIc
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) July 23, 2025
WEFの理事会は2025年4月、匿名の告発を受けてスイスの法律事務所に調査を依頼し、現時点で複数の疑義が確認されたと米紙ウォール・ストリート・ジャーナルなどが報じています。
【ダボス会議】創設者のシュワブを調査 不正行為の内部告発を受けて
報道によると、2020年6月の深夜、シュワブが女性幹部に「私があなたのことを考えているのを感じるか」という内容のメールを送っていたことが明らかになり、不適切な行動をとっていたと指摘されています。
また、職場内で妊娠中の女性や、40歳以上の女性職員が昇進から外されていたとの証言も寄せられています。
さらに、シュワブと妻のヒルデ夫人が、業務と関係のない私的旅行費用として約110万ドル(約1億6000万円)をWEFに請求していたことが調査で判明し、そのうち約6万3000ドル(930万円余り)はヴェネツィアやマイアミ、セーシェル、モロッコなどへの旅行に充てられていたことも明らかになりました。
このほかにも、出張先ホテルで受けたマッサージの代金がWEFの資金で支払われていたことが確認されています。
調査を担当した法律事務所は、8月末までにWEFの理事会へ最終報告を提出する予定で、その後、理事会はスイス当局にも報告書を共有するとみられます。
一方で、クラウス・シュワブ本人は「個人的な利益のためにフォーラムを利用したことはない」と強調し、疑惑を全面的に否定しています。
さらに、調査内容の公表は名誉毀損にあたるとして、告発者や理事会関係者に対して刑事告訴する姿勢も示しています。
不正行為やハラスメントの実態がすべて明らかにされますことを心から祈ります。
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