2025年の上半期の訪日外国人客、過去最多の2151万8100万人 前年同期比で21%増加

2025年の上半期の訪日外国人客、過去最多の2151万8100万人 前年同期比で21%増加

今年の上半期に日本を訪れた外国人旅行者が2000万人を超え、過去最多を更新したことが分かりました。

政府観光局によると、今年1月から6月の訪日外国人客数(推計)は、前年同期比21%増の2151万8100人となり、上半期として初めて2000万人を突破したとのことです。

国・地域別では、韓国が478万人で最多となり、中国が471万人、台湾が328万人、アメリカが170万人と続いています。

大阪万博の開催を見越した動きに加え、各国の長期休暇やスクールホリデーの時期に円安が重なったことが、訪日需要の高まりに繋がったとみられています。

また、訪日外国人による4~6月の消費額は、前年同期比18%増の2兆5250億円となり、四半期ベースで過去最高を更新し、上半期としても、累計4兆8053億円と過去最多を記録しました。

国・地域別では、中国が5160億円で全体の2割を占め、アメリカが3566億円、台湾が2915億円、韓国が2312億円となりました。

1人あたりの支出額は23万9000円で、イギリスの44万4000円が最も高く、イタリアやドイツが約40万円、中国は24万8000円で前年同期比12%の減少となっています。

観光庁の村田長官は16日の記者会見で、「地方での長期滞在を促す取り組みが、今後の消費額拡大に向けて重要になる」と述べました。

政府は、外国人旅行者を積極的に受け入れ、インバウンド消費の拡大を図る方針を掲げているものの、昨年よりも円高が進んでいる影響で、今後、訪日客の足が遠のいていく可能性も指摘されています。

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また、訪日客の増加に伴い、外国人による迷惑行為やトラブル、事故も目立つようになっており、日本人が迷惑や損害を被るケースも少なくありません。

国民にとって真に益となる政治が行われ、誰もが安心して暮らせる平和な社会となりますことを心から祈ります。

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