静岡県伊東市・田久保真紀市長、東洋大学法学部「除籍」を「卒業」と学歴詐称していたことが発覚

静岡県伊東市・田久保真紀市長、東洋大学法学部「除籍」を「卒業」と学歴詐称していたことが発覚

静岡県伊東市の田久保眞紀市長は、自身の学歴について「東洋大学法学部卒業」としていたにもかかわらず、実際には大学から除籍されていたことが明らかになりました。

田久保市長は、今年5月に行われた伊東市長選挙で初当選し、6月に発行された市の広報誌には「平成4年東洋大学法学部卒業」と紹介されていました。

ところが、6月上旬に市議全員のもとに「東洋大学卒ってなんだ。中退どころか除籍だったと記憶している」と書かれた文書が届き、学歴詐称の疑いが浮上しました。

この疑惑に対し、田久保市長は先月25日の市議会で「あなたは東洋大学法学部経営法学科を卒業で間違いありませんね?」と市議から問われたものの、「この件については、すべて代理人の弁護士にお任せしておりますので、私から個人的に申し上げることは差し控えます」と答えていました。

また、届いた文書を「怪文書」として扱い、「説明をしないわけではないが、一切応じない姿勢を貫きたい」と主張し、明確な答弁を避けました。

疑惑を追及した市議によると、田久保市長から卒業証書を見せられたものの、中身を確かめる間もない“チラ見”だけで、コピーを求めても断られたとのことです。

その後、田久保市長は今月2日に改めて記者会見を開き、6月28日に自ら東洋大学を訪れて確認したところ、「卒業はしておらず、すでに除籍になっていたことが分かった」と明らかにしました。

また、「大学時代の後半はきちんと通っていなかった。勘違いだったと言われれば、全く否定はできない」と認めた一方で、「大学卒業の経歴は選挙中に自分から公表していないため、公職選挙法上の問題はない」と強調しました。

しかし、公職選挙法235条の「虚偽事項の公表罪」では、当選を得る目的で候補者が経歴などについて虚偽の事項を公表した場合、2年以下の拘禁刑または30万円以下の罰金が科される可能性があります。

この問題を受けて、市議会では強い調査権限を持つ「百条委員会」の設置や、辞職勧告決議案の提出が検討されてるとのことです。

こうした中、市長の10年来の知人がメディアの取材に応じ、以前、本人から「卒業していない」と直接耳にしたことを明らかにしました。

◯“学歴詐称”の田久保市長 10年来の知人が激白「卒業していない」と本人から聞いた 話を“盛る”癖「辻褄が合わなくなってくることが度々あり話半分で聞いておけばいいかなと付き合っていた」

この知人は「彼女がなぜ卒業にこだわったのか理解が及ばない」と疑問を呈しつつ、「彼女の性格からすると本当に勘違いで済む話なのかという気もする。10年前には『卒業していなんですよね』と言っていたわけなので卒業していなかったことについては十分に認識していただろうし、それが勘違いで済む話ではまったくない」と断じています。

その上で、今回の学歴詐称疑惑について「やりそうな話だなとは思った。話を盛るところがあった。自分が本当にやってきたのか疑わしいことも『私は専門的な知識を持っている』と平然と言っていたので、そのへんのところを考えると嘘とは言わないまでも、かなり話を大きく盛ってしまう傾向のある人。ずっと話していると辻褄が合わなくなってくることが度々あり、話半分で聞いておけばいいかなと付き合っていた」との認識を示しました。

田久保市長は、伊豆高原で進められているメガソーラー建設計画に反対する対抗馬として出馬し、住民の期待を集めていましたが、今回の一件でその信頼に早くも陰りが見えはじめています。

真に有能で誠実な人物が政治家として選ばれ、日本がより良く発展していきますことを心から祈ります。

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