【米議会下院】トランプ肝入りの『大減税法案』が可決 「個人の所得減税の恒久化」「チップや残業代への課税の免除」など 上院で通る見込みは薄く

【米議会下院】トランプ肝入りの『大減税法案』が可決 「個人の所得減税の恒久化」「チップや残業代への課税の免除」など 上院で通る見込みは薄く

アメリカ議会の下院で22日、トランプ大統領肝入りの「大型減税法案」が可決されました。

法案に関する資料は1000ページにも及び、トランプ政権1期目に実施した「個人の所得減税の恒久化」、飲食店の従業員などが受けとる「チップや残業代への課税の免除」などが盛り込まれています。

また、バイデン前政権が進めたグリーンエネルギー優遇策の撤廃、貧困層向けの医療・食料支援の資格厳格化、さらには移民の取り締まり強化や国境警備隊の増員、毎年最大100万人の強制送還に充てる予算も含まれています。

相互関税の影響でアメリカ国内では家計の負担が増えると見込まれており、トランプ政権は「減税」でその帳尻を合わせようとしています。

トランプ大統領は、SNSで「『唯一にして偉大で美しい法案』が下院を通過しました!これは間違いなく、我が国の歴史上、最も重要な法案となるでしょう!」と誇らしげに投稿し、大々的にアピールしています。

今回、反対派の対応や議員への働きかけを続けた結果、かろうじて僅差での可決にこぎつけましたが、上院でこのまま通る可能性は低いと見られています。

人々を幸せにする政治が全世界で行われますことを心から祈ります。

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