
農林水産大臣の江藤拓が、佐賀市での講演で「私はコメを買ったことがない」と発言し、批判が殺到しています。
江藤農相「コメ買ったことない」発言 「受けを狙った」と釈明https://t.co/lETUPXRR3h
「支援者の方々がたくさんコメをくださるので、まさに売るほどあります」と発言していた江藤農相。「売るほどある」発言について「盛り上がっていたので、ちょっと受けを狙って強めに言った」と説明しました。
— 毎日新聞 (@mainichi) May 19, 2025
江藤大臣は18日、自民党佐賀県連の政治資金パーティーで、備蓄米の精米処理に触れ「私はコメを買ったことはありません、正直。支援者の方がたくさんくださるので、まさに売るほどある。私の家の食品庫には」と語りました。
続けて、「(いただいたコメには)わざとじゃないだろうが、いろんなものが混じっている。黒い石とか入っている。家庭内精米をした上で精米機に持って行く。(備蓄米は)精米できなければ玄米で売ることも可能にするので(価格を引き下げる)効果は期待できる」と語りました。
コメの販売価格は、今月11日までの1週間で5キロあたり4268円となり、前の週から54円値上がりするなど、前年同期の約2倍という高値が続き、品薄もいまだ改善されていません。
江藤大臣は講演の中で、「精米だけでなく玄米のまま販売することで備蓄米の流通を促し、コメ全体の価格を下げる」と強調したつもりだったようですが、「支援者からコメをもらっている」「売るほどある」などと軽々しく語ったことで各方面から批判が殺到、19日には石破総理と面談し、厳重注意を受けたとのことです。
面談後、江藤大臣は記者団に向けて「講演でウケを狙って強めに言ったが、消費者に対する配慮が足りなかった」「先週も近くのスーパーで、備蓄米を使った複数ブレンド米を買ったばかり」と釈明しました。
また、自身の進退については、「総理の意向で『辞職すべき』と言われればそのつもりで官邸に来たが、総理と官房長官からは『大いに反省し、全面的に発言を撤回して職務に励め』と言われた」と説明し、「何とか結果を出して信頼を取り戻したい」として続投の意向を示しました。
さらに、コメは個人から受け取っており、政治資金規正法で原則禁止されている「団体からの寄付」には当たらないとも強調しました。
しかし、陳謝後も批判は止まらず、ネット上では「有権者感情を逆撫でするだけでなく、農水大臣が米価高騰の問題を軽んじてると思われても致し方ない発言で、内閣支持率はさらに下落するでしょう」「一円でも安いお米を探してならぶ消費者のきもちをわからないだろうか?」「言われたほうがどう思うかというイマジネーションが欠如していて、選挙に当選し良くここまで政治家でいられたよなと感心します」といったコメントが殺到、依然として炎上が続いています。




国民の目線に立った誠実な政治が行われますことを心から祈ります。
◯【国民が悲鳴】コメ価格5キロ4217円、15週連続で最高値を更新
◯【石破総理】日米間の関税交渉について「アメリカ産のコメの輸入拡大も選択肢の一つ」との認識を示す
◯【石破内閣】コメ価格上昇の中、韓国産のコメを輸入していることが判明、1990年の統計開始以来初 アメリカ産のコメの輸入拡大も検討
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