
フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングスは、長年にわたってグループの経営を率いた日枝久が両社の取締役相談役を退任すると発表しました。
フジ・メディアHD、日枝久氏が取締役退任 経営陣刷新https://t.co/qLW3rMEzFA
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) March 27, 2025
フジ・メディア・ホールディングスでは、日枝久を含む10人の取締役が6月に退任し、今後は多様性の向上を図るため、女性取締役の比率を3割以上に引き上げるほか、取締役会の過半数を独立社外取締役とする方針です。
取締役の人数も、現在の15人から11人に減らし、これにより経営陣の平均年齢が約10歳若返る見込みです。
◯フジテレビ 日枝久氏 取締役相談役を退任 グループ代表も辞任
また、フジテレビジョンでは、27日付で遠藤龍之介副会長ら取締役12人が退任し、6月には社外取締役と監査役8人も退任する予定で、新体制では取締役の数を半数の10人に絞る方針です。
こうした中、フジテレビの女子アナ献上問題や中居正広による女性トラブルで、会社に損害を与えたとして、フジ・メディア・ホールディングスの男性株主が、現旧経営陣15人に対し233億円の賠償を求める株主代表訴訟を起こしました。
【フジ株主 233億円の賠償求め提訴】https://t.co/kOwwlmg7Ot
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 27, 2025
株主は訴状で、こうしたトラブルの存在を知らなかった取締役が多数いたのは、フジテレビやフジ・メディア・ホールディングスの内部統制システムが正常に機能していなかったためだと主張、取締役としての任務を怠ったとして、減少が見込まれる広告収入の賠償を求めています。
すべての業界からハラスメントなどの不正行為が根絶され、これ以上、被害に苦しむ人がいなくなりますことを心から祈ります。
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