湖南市は21日、甲賀広域消防本部の管理者などを兼任する生田邦夫市長(76)が、肺炎で入院したと明らかにしました。
湖南市によると、18日に生田市長の家族から「肺炎を発症し、集中的な治療が必要」との診断書が市に提出されたとのことで、当面の間、橋本副市長が職務を代行します。
生田市長が管理者を務める甲賀広域消防本部では、2021年のコロナ禍にワクチン接種を拒否した職員に対し、幹部職員が圧力をかけて接種を強要したほか、机を隔離して業務にあたらせるなどといったハラスメントが横行していました。
ハラスメントを受けた職員は退職に追い込まれ、そのほかの職員も幹部職員によるパワハラに耐えかね、退職者が相次ぎました。
◯【甲賀消防本部】コロナワクチン未接種の職員を隔離して業務させた問題で、消防長(60)を停職3カ月、消防次長(53)を停職6カ月の懲戒処分
◯【甲賀消防本部】全職員の1割にあたる20人が退職したことが判明 幹部らが職員にワクチンハラスメントを繰り返す「残った救命士に負担が集中している。組織にはもっと早く対策を取ってほしかった」
この一件で、消防長らが定職処分などを受けたものの、事実上のトップである生田市長は、謝罪のみで何ら責任を追及されることはありませんでした。
生田市長は医師免許を持ち、公務の時間外に自身が経営する「生田病院」で自らコロナワクチン接種に従事していたことが分かっており、当時、ワクチン事業の委託料収入は数千万円に上るとも報じられていました。
◯医師の市長、自らワクチン接種に従事 公務時間外に自身経営の病院で
◯市長経営の病院、発表前に「ワクチン接種会場」看板 「立場利用し利益誘導」市民から批判
このように生田市長が、莫大な利益を得るために自らワクチン接種を推進していたこともあり、消防本部においても、接種を強要するハラスメントが横行していた可能性があります。
しかし生田市長は、今年1月に腰椎を圧迫骨折し、車いすでの公務を余儀なくされ、任期満了に伴って20日に告示された市長選挙には出馬せず、今期限りで退任することが決定しています。
生田市長は、この4年間で別人のように痩せ細ってしまったため、ネット上では「バチが当たったのではないか」といった声や、市長自身もワクチン接種の副作用で体調を崩しているのではないかといった声が続々と寄せられています。
ワクチン接種の危険性が周知され、卑劣なハラスメントが二度と繰り返されることのないよう心から祈ります。
◯甲賀広域行政組合消防本部(滋賀県甲賀市)の幹部ら、コロナワクチンを接種しなかった職員全員を退職に追いやっていたことが発覚
◯【甲賀消防本部】コロナワクチン未接種の職員に接種を強要した50代司令長を懲戒処分 「受けた方がいい」と数度にわたり面談し要請
◯コロナワクチン接種時のミスで腕に障害が残ったとして、男性歯科医が甲賀病院と国にそれぞれ1億円の損害賠償を求め提訴 国民が知らされない筋肉注射の危険性
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