今年6月、沖縄県・名護市で、「米軍普天間飛行場」の辺野古移転に抗議していた70代女性を、警備員の男性が制止しようとしてダンプカーに轢かれ、死亡する事故が発生していたことが分かりました。
事故現場は、辺野古移設工事に使う土砂を搬出する名護市安和(あわ)の桟橋前の路上で、事故の直前まで警備員の男性は路上で活動家らの対処にあたっていました。
その最中、歩道後方から足早に近づいてきた女性が、警備員と活動家の間をすり抜け、ダンプカーの前に飛び出したため、警備員が女性をかばうような形でダンプカーに巻き込まれました。
この事故で警備員は死亡し、ダンプカーの前に飛び出した女性は骨を折るなどの重傷を負ったとのことです。
事故現場となった土砂の搬出港周辺では、移設に反対する市民団体のメンバーらが、移設工事に関わるダンプカーの前をゆっくりと横断し、工事の妨害をする「牛歩戦術」が続けられてきました。
これまで市民団体のメンバーは、重傷を負った女性について「あえて飛び出したわけではない」と説明、「安全に配慮した抗議運動」を尊重すべきだとも主張していましたが、事故の様子を捉えた映像により、彼らの主張が崩れつつあります。
死亡した警備員の妻は、「報道やSNS(交流サイト)では被害者(の女性)に非はなく、非があるのは強引な警備などではないかとの誹謗中傷がほとんど」と振り返り、「妨害行為が問題ないことにされ、家族の死がなかったことのように扱われた。精神的につらく、心を痛めていた」と話しているとのことです。
沖縄独立を煽り、自衛隊と米軍基地の撤退を求める活動は、中国共産党の侵略工作の一環であることが分かっており、沖縄は常に侵略の脅威に晒され、こうして死者まで出る事態となりました。
中国による卑劣な侵略工作に終止符が打たれ、全ての国民が安心して暮らせる平和な国家となりますことを心から祈ります。
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