兵庫県議会の百条委員会が、県職員を対象に斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などに関するアンケートを実施したところ、「斎藤知事のパワハラを目撃した」「人から聞いた」との回答が4割近くに上ったことが分かりました。
百条委員会によるアンケートは、県職員約9700人を対象に行われ、このうち約69%にあたる6711人から回答があったとのことです。
今月5日時点では、4568人の回答が寄せられ、このうち、斎藤知事のパワハラについて「目撃、経験などにより実際に知っている」と回答した人は59人、「知っている人から聞いた」は466人、「人づてに聞いた」は1225人で、計1750人、38.3%に上りました。
また、職員アンケートの中間報告では、自由記述欄に新たなパワハラ疑惑が数多く寄せられたほか、斎藤知事が職員から「瞬間湯沸かし器」「暴君」などと呼ばれていたとの記載もあったことが明らかにされました。
◯舌打ちし「何が悪いか分かるか」…「瞬間湯沸かし器」斎藤元彦知事にエレベーターを開けておく係
百条委員会では、23日に県職員に対する証人尋問が非公開で行われ、30日には斎藤知事が証人として出頭する見通しとなっています。
アンケート結果について、斎藤知事は20日の定例記者会見で「内容を承知しておらず、コメントは差し控えたい」と述べるに留めました。
卑劣なパワハラや不正の実態が全て明らかにされ、関与した悪人たちが全て厳正に裁かれますことを心から祈ります。
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