9日の香港株式市場で、中国のセメントメーカー「中国天瑞集団水泥(チャイナ・ティエンルイ・グループ・セメント)」の株価が取引終了間際のわずか15分間で急落し、時価総額をほぼ全て失いました。
この日、天瑞の株価は、99%安の約0.05香港ドルで終了し、時価総額は140億香港ドル(約2737億円)から1億4100万香港ドル(約27億3200万円)に減少しました。
株価が急落するわずかの間に、浮動株の3分の1に当たる約2億8100万株が売買され、このうち8000万株余りが引け直前の数分間で取引されたとのことです。
天瑞の筆頭株主は「李留法」会長とその配偶者で、同社株の約70%を保有していましたが、最大1億6650万元(約35億円)の融資確保のため、全株式の3.3%にあたる9700万株を担保にすると明らかにしていました。
天瑞は翌10日朝、内部情報の発表が行われるまで同社株の取引を停止するとしたものの、現在も詳細は明らかになっていません。
かつて中国では「2年余りでアメリカ100年分のセメントを消費した」と言われるほど、不動産業界が盛り上がりを見せていましたが、バブルの崩壊に伴ってその勢いを失い、セメント業界にも大きな打撃が及ぶだろうと予想されていました。
天瑞の会長李留法は、“河南省一の富豪”と呼ばれていましたが、その凋落ぶりは、中国の急速な衰退を象徴しているようにも見えます。
全世界に侵略工作を仕掛け、人々を苦しめ続けてきた悪なる中国人たちに、さらなる厳格な裁きが下されますことを心から祈ります。
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