中国のあるPR企業が100以上のニュースサイトを“現地メディア”と偽り、欧州、アジア、南米など各国で中国を称賛し、米国を非難するフェイクニュースをばらまいていることが判明しました。

カナダの研究機関「シチズンラボ」は7日に報告書を公表し、中国の深センに拠点を置くPR会社「ハイマイ」が、偽メディアの運営に関わっていることを突き止めたと発表しました。

ハイマイは現地メディアを装った偽ニュースサイトを各国に開設し、中国の国営メディアが配布した宣伝用資料などを広める手口を使っています。

こうした偽サイトは、一見すると地元メディアのような印象を受ける作りになっているものの、ホームページの「プレスリリース」をクリックすると、「世界経済の回復に対する中国の貢献」や「中国による技術革新の推進」など、中国国営メディアが報じた記事が紹介されているとのことです。

シチズンラボは、「この種のウェブサイトは今のところ現地でさほど知られているわけではない」としながらも、「同じようなサイトは急速に増えており、現地のネット情報なども伝えているため、知らない間に広がる恐れがある」と懸念を示しています。

ハイマイについては、韓国の情報機関である国家情報院も「偽サイトを次々と立ち上げる会社」と指摘しており、警戒を強めています。

全世界で悪事の限りを尽くしてきた中国人たちが一人残らず厳正に裁かれ、彼らの侵略工作に完全に終止符が打たれますことを心から祈ります。

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