岸田総理がASEAN(東南アジア諸国連合)の加盟国などに対し、5兆円規模の官民投資のほか、550億円の資金拠出、約100億円の無償資金協力を実施すると表明しました。
○日ASEAN首脳会議 岸田首相、インフラなどに5兆円官民投資表明
今月17日、岸田総理は、日本とASEANの友好協力50周年を記念する首脳会議に出席し、インフラ整備や気候変動対策などに今後5年間で350億ドル(約5兆円)の官民投資を実施すると表明しました。
また、日本とASEANの次世代の担い手を育成する事業「次世代共創パートナーシップ」に400億円、研究者のネットワーク強化に150億円を拠出することも発表しました。
岸田総理は、来日した7か国の首脳と相次いで会談し、同志国の軍に防衛装備品を無償供与する枠組み(政府安全保障能力強化支援)を通じて、マレーシアに小型の救難艇と警戒監視用ドローンなど、総額約4億円相当を供与することで合意しました。
さらに、インドネシアに大型巡視船1隻を供与するため、総額約90億5000万円の無償資金協力を行うことを表明しました。
○日インドネシア首脳会談 大型巡視船を供与、海上交通路安定狙い
今回の首脳会議は、ロシアのウクライナ侵略や対中姿勢でASEAN各国の対応が割れているため、分断を避け、結束を示すことに重点が置かれ、岸田総理は記者発表で「世代を超えた心と心のパートナーとして、長年の信頼関係を次世代につなぎ、強化していく」と述べました。
また日本政府は、ASEANへの支援とは別に、増殖した海藻の除去に必要なビーチクリーナーやダンプトラックを供与するため、ドミニカ共和国に対し、2億円の無償資金協力を表明しました。
バヌアツに対しては、災害時の避難所の整備や気候変動に強い都市開発を促進するためとし、7億3700万円の無償資金協力を表明しています。
○ドミニカ共和国に対する無償資金協力「経済社会開発計画」(サルガッサム海藻除去機材)に関する書簡の署名・交換
○バヌアツ共和国に対する無償資金協力「災害及び移動のリスクに対する強靱性強化計画(IOM連携)」に関する書簡の署名・交換
現在、岸田総理は海洋進出を強める中国に対抗するためとの理由から、他国への支援策を次々と打ち出していますが、総理自身、宏池会の政治資金パーティーを通じて中国人から多額の資金を得ていることが分かっています。
◯【岸田総理の収入】与野党7党首のうち最多の2億2926万円 大勢の中国人を招いた政治資金パーティーでボロ儲け
そのため岸田総理は、インドネシアなど中国と密接なつながりを持つ国に支援を行うことで、その国に進出した中国企業を潤しているのではないかと懸念されています。
国民から税金を搾り尽くし、他国にばら撒きつづける岸田総理と、彼に与する政治家たちが全て厳正に裁かれますことを心から祈ります。
◯【岸田内閣】相手国の要請を待たない“オファー型”ODA導入へ 支援を求めない国々にバラマキできる『開発協力大綱』を閣議決定
◯岸田総理、外務大臣時代に『統一教会』の関連団体にODA資金を供与していたことが発覚
◯【止まらないバラマキ】岸田内閣、『東アジア・ASEAN経済研究センター』の機能強化に100億円を拠出 『インド太平洋経済枠組み(IPEF)』や『政府安全保障能力強化支援(OSA)』に35億円の拠出
◯【中共スパイ】福田康夫、北京開催の『中日平和友好条約締結45周年』の記念レセプションに参加「日中の平和、友好、協力を深めるためにたゆまず努力していきたい」
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